ともに下部組織出身のフロリアン・ミュラー(22歳)とロビン・ツェントナー(25歳)は、約3年前からマインツの正GKの座を巡って激しいポジション争いを繰り広げている。
マインツの正GKの座につくことができるのはどちらか1人だけだ。
MAINZER TORWART-PLAN – Müller oder Zentner – einer darf gehen https://t.co/TqWkkRwoDy #Sport #News
— BILD Sport (@BILD_Sport) July 19, 2020
19/20シーズンはミュラーが正GKでスタートしたが、序盤で手首を負傷。
第4節ヘルタベルリン戦でツェントナーがシーズン初先発を飾ると、ツェントナーはその試合で好パフォーマンスを発揮し、そのまま正GKの座を奪取した。
ところが、中断前最後の試合となった3月8日の第25節デュッセルドルフ戦でツェントナーが右膝後十字靭帯を断裂。
これによって、リーグ再開後はミュラーが正GKに復帰していた。
マインツのルーベン・シュレーダーSDは、「両者とも正GKを務めるステータスを持っている。彼らは人格的にも成熟しており、力強いパフォーマンスで我々を助けてくれた。したがって、両者にはプレーする権利があることは明らかだ」と語っている。
ただし、シュレーダーSDは新シーズンに向けて、チーム内で不利な立場にいる選手たちを放出する準備ができていることを認めている。
アヒム・バイアーロルツァー監督は早い段階で正GKを決めることを望んでおらず、しっかりと両者のパフォーマンスを見て判断したいと考えている。
今夏の移籍市場は10月上旬まで開いているので、ポジション争いに敗れた選手の移籍先はそれからでも見つかるはずだ。
ミュラー(2022年までの契約)とツェントナー(2023年までの契約)はアピールする必要がある。
1つはっきりしていることは、どちらがマインツを去ることになろうとも、マインツのGKのポジションは保証されているということだ。