Shooty

チャンピオンズリーグに自信を見せるデンメ

KOFA

2020/07/23 12:00

2020/07/22 15:03

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

NEWS

今冬の移籍市場でライプツィヒからナポリに移籍したディエゴ デンメ。

コッパイタリアで優勝を果たし、8月から再開されるチャンピオンズリーグにも自信を持っている。

デンメのインタビュー

― ファンのいないサッカーには慣れた?
「まだとても不思議な感覚だよ。そして何となく悲しい。コッパイタリアで優勝したけど、誰もいないスタジアムでカップを揚げなければならなかった。早く平常が戻ってくることを願っている」

― 5月に再開した時は、全世界がブンデスリーガを見ている感じだった。
「イタリア人もみんなね。すべてのサッカーファンがここでブンデスリーガを観戦している。ここのルールはそんなに厳しくなかった。最初の試合の前夜にホテルに行くだけだった。あとは3日に1度コロナの検査を受けて、週に1度は献血をしなければならない」

― コロナ危機の影響は街中で感じられる?
「イタリア南部は影響が少なく、カンパーニャ地方全体でコロナが発生したのは1~2件しかない。天候のせいかもしれないけど、ここ4週間は毎日30度以上の日が続いている」

― イタリアでは厳しい制限があった。コロナによる中断中はどうやって体調を整えていた?
「犬の飼い主は動物と一緒に外出することが許されていて、1日1回の買い物も許されていた。テラスに小さなジムを作って、後からトレッドミル(ルームランナー)を届けてもらった。でも正直なところ、何でもかんでも使うモチベーションは日に日に低くなっていったよ」

― 再開後は順調で、ナポリは9試合のうち負けたのは1試合だけだ。ハイライトは、ロナウド擁するユベントスとのコッパイタリア決勝戦での勝利だった。
「あれはメガモーメントだった。正直言って、ライプツィヒでのブンデスリーガ昇格に加えて、あれは(僕のキャリアで)絶対的なハイライトだった。そして、ついに、このようなトロフィーを手にすることができた。ファンが待っていてくれて、ナポリ中のファンがクラクションを鳴らして祝ってくれた。試合後は眠れなかったよ」

― ナポリは来季ヨーロッパリーグに出場することになった。そして今季終了後も、CLラウンド16のバルセロナとのセカンドレグが待っている。
「ファーストレグで1-1となったことで、僕たちは勝ち上がることができることを示した。ここ数週間の僕たちはそこまで悪くなかった。そしてセカンドレグでは、観客がいなければチャンスはフィフティフィフティ(50:50)だ。メッシは本当にクレイジーな選手だけどね」

― CLでライプツィヒと対戦するには決勝しかない。それは夢のようなこと?
「もちろんだよ。でもそこまでは考えていない。まず第一に、(ファイナル8が行われる)リスボンに行きたいと思っている」

― ライプツィヒはティモ ベルナー(チェルシーに移籍)を欠いてアトレティコマドリードと対戦する。
「難しい試合になるだろう。でも、トッテナム戦でチームは非常によくやっていた。ティモ(ベルナー)やライマー、あるいはフィジオとよく連絡をとっているんだ。ライプツィヒができるだけ勝ち進むことを願っているよ」

― ライプツィヒは後半戦で多くの勝ち点を逃した。多くのファンはそれがあなたの不在が関係していると考えている。
「マルクス クレーシェSDとユリアン ナーゲルスマン監督には非常に感謝しているとしか言いようがない。彼らが僕を行かせてくれて、(ナポリ移籍という)僕の夢を叶えることができたんだ。人間的にも彼らは素晴らしかったよ!」

― ディエゴという名前で、ナポリでは大きな重荷を背負っているね。ナポリの人々はあなたを新しいディエゴとして心に留めた?
「そうだよ。ファンたちとビデオ撮影や自撮りをしないと、ほとんど通りを渡れないんだ。でも、ここにいる人たちはみんなとてもいい人たちだよ。それに、サッカーの方がずっと重要なんだ。多くのファンはあまりお金を持っていない。サッカーとナポリはほとんど宗教だ。常に全力でプレーすれば、ファンはそれを認めてくれる。コッパイタリアの優勝で、ここにいる人たちを幸せにし、誇りに思うことができたことを嬉しく思うよ」

― ナポリを特別なものにしているのは何?
「生きる喜び、海、そして信じられないほど美味しいピザ。生地がとても軽くてふわふわしている。世界のどこよりも10倍おいしい。素晴らしい街だよ!」

― イタリア語の腕前は?
「SkyやDAZNで受けた中断中のインタビューでは十分だった。たとえ専門用語がすぐに思いつかなくてもね。でもイタリア人は、外国人が母国語を話すことをとても高く評価してくれる」

― 6月末には家族が3人になったね。娘のジアちゃんの名前は誰が決めたの?
「2、3個の名前の候補があった。ジアは最初から候補にあった。日の出を意味するアルバという名前も気に入っていた。小さな子を持つのは素晴らしいことだね。妻のアリナはジアの面倒を90パーセント見てくれている」

― ライプツィヒのGKグラーチは子育てから離れ完全に集中するため、試合前にアカデミー施設に泊まる。あなたは何をしている?
「僕は実際に良い睡眠を取れているから、自宅の寝室で寝ている。そして、子供が目を覚まして叫んでも気にならないよ」

― 他にライプツィヒとのつながりはある?
「今でも家を借りている。夏の休暇には1日か2日、そこにいたいと思っている。今でも友達がたくさんいるんだ」

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう