フライブルクのGKアレクサンダー シュボロウのヘルタベルリンへの移籍は誰もが驚いた。
6月末にシャルケとシュボロウは今夏の移籍で個人合意に達していたと、『ビルト』が報じていたからだ。
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— BILD Sport (@BILD_Sport) August 5, 2020
だが、1億9700万ユーロもの負債を抱えるシャルケは、シュボロウの契約解除金800万ユーロを一括で支払うことができなかった。
さらにコロナ危機による影響から、シャルケは移籍金の引き下げと分割払いでの支払いを望んだが、フライブルク側はこれを拒否した模様だ。
それにもかかわらず、シュボロウは2週間前にシャルケでメディカルチェックを受ける予定となっていたため、シャルケ移籍が濃厚と見られていた。
だが、メディカルチェックは実施されず、クラブ間の合意も得られない状況で、何年も前からフライブルクからのステップアップを望んでいたシュボロウは焦り始めたという。
そして、この隙をついてヘルタベルリンがシュボロウにコンタクトを取ったようだ。
ヘルタベルリンはホッフェンハイムのGKグレゴル コベルを狙っていたが、コベルは昨シーズンにレンタルでプレーしたシュツットガルトへの完全移籍が決定していたため、ヘルタベルリンは新たな正GK候補を探していた。
シュボロウはヘルタベルリンへの移籍に関して、「すべてがあっという間だった。ヘルタとの交渉が具体的になった時、僕は長い間考えることはなかった」と語っている。
ヘルタベルリンは、フライブルク側が要求する移籍金をすぐに支払うこととなる。
また、ヘルタベルリンが欧州カップ戦に出場した場合は2023年までの契約をさらに2年間延長し、オプションとしてボーナスをフライブルクに支払うことで合意したようだ。
ヘルタベルリンが新たな守護神を手に入れた一方、シャルケは再び新たな正GK候補を探さなければならなくなってしまった。
🔵⚪️ steht ihm gut, oder? 🤩#Schwolow #hahohe pic.twitter.com/lAGEPESKHx
— Hertha BSC (@HerthaBSC) August 6, 2020