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清武弘嗣はスタメンを奪い返せるか?サミル・ナスリの復活とセビージャの戦術・ライバルたち

ぱこぱこ・へめす

2016/10/26 23:17

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アトレティコ・マドリーのボール保持の問題点

守備に特徴のあるアトレティコ・マドリーですが、シメオネ監督のもと年々ボール保持のクオリティの向上にも取り組んでいます。昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリー戦のように、アトレティコがボール保持を促されるゲーム展開の時もあり、何でもできるチームへと近づいています。EURO2016で準優勝となった開催国フランス代表でもその存在感を発揮してくれましたが、グリーズマンはセカンドストライカーとしてだけではなくゲームメーカーとしても優秀であることを見せつけました。

またカラスコとコレアはサイド攻撃で重要な役割を担い、アトレティコがもはやただのワールドクラスの守備チームではないということを示してきています。しかしセビージャ戦では、彼らの攻撃はそれほど脅威となりませんでした。

セビージャのボール非保持時は、典型的なサンパオリ監督のスタイルのようにすぐに帰陣し、ビエルサ氏の影響を受けたマンツーマンの守備でアトレティコのビルドアップに臨みました。中盤のガビとコケが激しいプレッシャーを受けたため、アトレティコのDFラインはボールを前線に繋げることができずにロングボールを放り込んでしまいました。エンゾンジの後方にはスペースが広がっていたのですが、アトレティコのセンターバックはそのスペースへ縦パスを入れることがほとんどできませんでした。

アトレティコが作り出したチャンスはほとんどがポジティブトランジション(ボール非保持から保持への切り替え)またはロングボールからのカウンタープレッシング(ゲーゲンプレッシング、セカンドボールへの反応)からであり、ビルドアップから攻撃を作り出すことができませんでした。

しかしグリーズマンが低い位置に落ちてくることによって中盤で数的優位を生み出せるようになり、アトレティコが徐々にセビージャのプレッシングを回避できるようになってきました。グリーズマンがDFラインから直接ボールを受けて、ボールを運ぶことができるようになり、さらにカウンターアタックでも相手に脅威を与える存在となりました。

これらの機会によってあまりゴールへの脅威を与えることはできませんでしたが、後半はさらに悪化してしまいます。

ハーフタイム後

ハーフタイムにアトレティコはコレアに代わってニコラス・ガイタンを投入。後半立ち上がり10分ほどでセビージャはいくつかのチャンスを作り出すことに成功し、前半と同様に素早いコンビネーションとナスリの輝きを見せました。これに対してアトレティコはさらに56分にカラスコを代え守備的ミッドフィールダーのチアゴを投入。コケをサイドに移しました。

この選手交代によって中盤の守備は強化されましたが、セビージャの攻撃はその後もチャンスを作り続けました。アトレティコは66分にガメイロに代えてフェルナンド・トーレスを投入し早々と交代カードをすべて切りますが、なかなかチャンスを作り出せません。

これまで左サイドを中心にナスリのプレーによって試合が展開されてきたのにも関わらず、ゴールは全く関係ない展開から生まれました。73分、エンゾンジは自陣でスローインを受けた後、縦へ抜けてビエットのスルーパスを受け、そのままオブラクが守るゴールに流し込みました。

さらに77分、アトレティコはコケが退場してしまい、1人少ない10人で1点のビハインドを背負うことになりました。一方のセビージャは89分にバスケスに代わってイボーラ、90分にビエットに代わってコレアを投入し、時間を使いながら1点のリードを守り抜きました。

ガンソ

サントスでネイマールとともに活躍し、2011年のクラブワールドカップにも出場したガンソ。 盟友ネイマールが世界トップ選手に飛躍した一方、ガンソは不調に陥りセレソンからも遠ざかったものの、サンパウロ移籍をきっかけに復調。出場こそなかったもののコパ・アメリカ・センテナリオで4年ぶりにブラジル代表に招集されました。

いわゆる典型的でクラシカルな「10番」タイプで、左足から繰り出されるパスやシュートセンスは世界でも有数のものを持っている一方、守備意識や運動量の低さが課題となっています。

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