Shooty

清武弘嗣はスタメンを奪い返せるか?サミル・ナスリの復活とセビージャの戦術・ライバルたち

ぱこぱこ・へめす

2016/10/26 23:17

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

NEWS

セビージャ対アトレティコ・マドリー、スターティングメンバーとハイライト

セビージャのスタメン
01
アトレティコ・マドリーのスタメン
02
ハイライト

まずは今シーズンの注目ポイントの1つである監督のサンパオリとアシスタントコーチのリージョのコンビについて見ていきましょう。

監督のホルヘ・サンパオリ

ホルヘ・サンパオリ氏はアルゼンチン出身の56歳で、これまで南米のクラブチームで監督のキャリアを積んでいました。そんな彼が世界中から注目されるようになった大きなきっかけはチリ代表監督としての成果でしょう。2012年に前任のマルセロ・ビエルサ氏からチームを受け継ぐと、ワールドカップでは2010年南アフリカ大会に引き続き2014年ブラジル大会でもベスト16に進出し、さらには2015年自国開催のコパ・アメリカではリオネル・メッシ率いるアルゼンチンを倒して優勝しました。この優勝によって、FIFA最優秀監督賞にルイス・エンリケ(FCバルセロナ)、ペップ・グアルディオラ(当時バイエルン・ミュンヘン、現マンチェスター・シティ)とともにノミネートされました。

03_%e3%83%9b%e3%83%ab%e3%83%98%e3%83%bb%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%83%8f%e3%82%9a%e3%82%aa%e3%83%aa
by Sphera Sports

サンパオリ監督のスタイルを語るうえで外せないのはビエルサ氏の存在です。サッカーの試合を録画して見るのが趣味で、「自分はこれまで2万5000試合のビデオを分析したが、サッカーの歴史上戦術というものは28種類しかなく、そのうちの19種類は守備的なもので、残りは攻撃的なものだ」という名言や、エル・ロコ(変人)のあだ名などが知られています。この夏は監督就任から2日で電撃辞任をしてその名を轟かせました。そんなビエルサ氏を信奉しているサンパオリ監督は、ビエルサ式のハイプレッシングとスピーディーな攻撃であまりビッグなタレントがいないチリ代表を強豪国の1つへと推し進めました。

アシスタントコーチのフアン・マヌエル・リージョ

フアンマという愛称を持つ50歳のスペイン人です。ビッグクラブを率いたことがなく、今回もアシスタントコーチとして就任したため、多くの方々がこの人物の名を聞いたことがないかもしれません。リージョといえばやはりペップ・グアルディオラが師と仰ぎ、最も影響を受けた人物と公言しているというエピソードが有名でしょう。当時現役選手だったグアルディオラが相手監督に、「どうしてあなたはそんないいサッカーができるんだ」といって話しかけ、それがグアルディオラとリージョの師弟関係の始まりでした。グアルディオラはその後当時リージョが監督を務めていたメキシコのクラブに移籍し、彼から多くを学んだ後にバルセロナBで正式に監督業をスタートさせました。

言うまでもなくリージョはポジションプレー戦術を信奉しており、以前バルセロナでグアルディオラをスポーツディレクターに、リージョを監督にという構想もありました。そんなリージョはバルセロナのサッカーについて、

ご存じのように、バルサは育成段階から同じコンセプトでサッカーをしています。その仕組みがない他のチームがそれを実現させることは簡単ではありません。しかしながら、ボールを中心にサッカーをとらえ、選手が常にボールと”共鳴”し合うように動くことができれば、論理的には可能です。ハードルはとても高いですが

良いサッカーをしても、勝たなければ何の意味もないという声をよく聞くが、良いサッカーと勝利を別物としてとらえることは間違いだと思う。サッカーの長い歴史を振り返れば、良いサッカーをしたチームが勝っていることが分かる。それがいつから別物になってしまったのか

と述べています。例えば日本代表のハリルホジッチ監督は”デュエル”という言葉をよく使いますが、リージョのサッカー観は”共鳴”という言葉に集約されるでしょうか。

次ページ:アトレティコ・マドリーの守備、フォーメーション

1 2 3 4 5

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

▷ストリートサッカーを応援しています