【ルヴァン杯決勝】ニューヒーロー賞!ガンバ大阪MF井手口陽介選手と過去の受賞者たち

ヤマザキナビスコカップの名称からJリーグYBCルヴァンカップと変更して(準々決勝以降)ついに決勝。このあと浦和レッズとガンバ大阪が激突します。
毎年、カップ戦決勝の前に発表されるニューヒーロー賞。ニューヒーロー賞と言えば、若手の登竜門として広くJリーグのファンに知られている個人タイトルです。ファンの間でも誰が受賞するのか楽しむの1つとなっています。今年はガンバ大阪の井手口陽介選手が受賞しました。そこで決勝を前に井手口選手のプロフィールとプレーの特徴、過去の受賞者について振り返ります。

プロフィール

by Jleague.jp

1996年8月23日生まれ
出身地:福岡県
身長:171㎝
体重:71㎏
利き足:右足
血液型:O型
ニックネーム:ヨウスケ

過去の所属クラブ

中央FC-ストリートSC-油山カメリアFC-G大阪Jrユース-G大阪ユース-G大阪(2014年より)

プレースタイル

by 日刊スポーツ

相手の攻撃の芽を摘むことができ、守→攻のスイッチを入れられる選手。準決勝の2nd legの横浜F・マリノス戦では、相手のゴール前で素早くボールを奪い取り遠藤選手の同点弾を演出。このシーンからも読み取れるように守備意識の高さとフィジカル、攻守の切り替えの高さを備えたボランチです。

ニューヒーロー賞受賞理由

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井手口選手は主力として、ノックアウトステージ以降の全4試合に出場し、中盤の要としてチームの決勝に貢献した点を評価されての受賞となりました。メディア投票選出でも1位となったこともニューヒーロー受賞を決定づけました。
井手口選手は「過去に受賞した偉大な先輩方の中に自分の名前が入るという実感がまだ湧きませんが、これに満足せずこれからも成長した姿を見せていきたいです」とコメント。浦和レッズとの決勝戦でもスタメンで出場します。井手口選手が浦和の攻撃の芽を摘み取るシーンに注目ですね。

次ページ:気になる過去の受賞者とその後

過去の主な歴代受賞者

宇佐美貴史

2014年に受賞したのはガンバ大阪の宇佐美貴史選手(現アウクスブルク)です。この年の初めは怪我で出遅れましたが、チームに復帰後J1に昇格初年度に即3冠に貢献する活躍を見せました。広島との決勝戦では、パトリックへのアシストを記録する活躍で優勝に貢献しました。試合終了間際には涙を見せるシーンがサポーターの記憶に今も残っているのではないでしょうか。

by デイリースポーツ online

原口元気

2011年に受賞したのは浦和レッズの原口元気選手(現ヘルタ・ベルリン)です。決勝では、鹿島アントラーズに敗れましたが、強引なドリブルとゴールへの貪欲さが認められ、受賞しました。ヤマザキナビスコカップ予選3試合で2得点を記録。準々決勝と準決勝はA代表の合宿期間と重なり、出場できませんでしたが、この年リーグでもチーム最多の9得点を記録し、チームに無くてはならない主力として貢献しました。

by We ♥ Urawa Reds

長谷部誠

2004年に受賞したのは浦和レッズの長谷部誠(現フランクフルト)です。2002年の坪井慶介選手、2003年の田中達也選手に続き浦和レッズから3年連続の受賞選手となりました。予選リーグ全6試合に出場し、2得点を記録。チームの決勝トーナメント進出だけでなく準々決勝にもフル出場し、攻守にわたってチームに欠かせない活躍で3年連続決勝進出に大きく貢献しました。

by Jleague.jp

今までの歴代受賞者はそれぞれガンバ3人、浦和4人となっています。過去にニューヒーロー賞を受賞した後、日本代表に入って活躍している選手が多く受賞後に世界に羽ばたく選手が多いのもこの個人タイトルの特徴です。井手口選手も代表にいつか召集されて世界の舞台で活躍する?かもしれませんね。

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