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プレミアリーグで“二刀流”の点取り屋は・・・

Footmedia

2020/06/03 11:55

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今季プレミアリーグで左足のゴールが最も多い選手は? そう聞かれれば、恐らく思いつく選手は1人しかいないだろう。その予想は間違っておらず、やはり1位はリヴァプールのエジプト代表FWモハメド・サラーである。サラーは今季16ゴールのうち13点を左足で奪っているのだ。しかし、その次に左足でゴールが多い選手については、少し回答に悩むはずだ。

プレミアリーグの公式HPによると、今季2番目に左足の得点が多いのはレスターのFWジェイミー・ヴァーディーである。確かにヴァーディーは得点ランク1位(19ゴール)のため、上位に入ることは想像できる。とはいえ、苦手な左足で7点も決めており、右足と「2ゴール」しか変わらないのは予想外のはずだ。実は、得点ランク上位勢で“左右差”が最も少ない選手がヴァーディーなのだ!

ヴァーディーといえば、レスターが奇跡の優勝を果たした2015/16シーズンに、プレミア記録となる11試合連続ゴールを決めたことでも有名だ。プレミアリーグも公式ツイッターアカウントで記録達成シーンを振り返っている。

そのシーズンは24ゴールのうち、得意の右足が18ゴールで、左足は4ゴールに留まった。しかし、進化を止めない33歳のストライカーは、逆足でもゴールを奪える万能型に変貌を遂げたようだ。ちなみに、得点ランク5位のダニー・イングス(サウサンプトン)も左右差が「2ゴール」しかなく、不器用そうに思える2名のイングランド人ストライカーが実は“二刀流”だったわけだ。

一方で、ヘディングでの得点数については無骨なスタイルで知られるバーンリーのストライカーが首位の座を譲らない。191㎝のニュージーランド代表FWクリス・ウッドは、今季プレミア11得点のうち約半分の5ゴールを頭で奪っている。右足(2点)や左足(4点)よりもヘディングでのゴールが多く、“最も頭を使っている選手”と言っても過言ではない。だって昨シーズンもヘディングでの得点数がリーグ最多だったのだ。

なお、ヘディング部門の2位には、マージーサイドの2選手が4ゴールでランクイン。エヴァートンのFWドミニク・カルヴァート=ルーウィンと、もう一人はDFながら上位に食い込んでいる、リヴァプールのフィルジル・ファン・ダイクだ!

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