元マンチェスターUのポール・スコールズ(45歳)が、ポッドキャストで配信されている番組『A Goal In One Podcast』に出演し、現役時代に最もタフだった対戦相手としてパトリック・ヴィエラの名を挙げた。
スコールズは1993年にマンチェスターUでプロデビュー。パスの名手として活躍し、2013年の引退まで、クラブ通算718試合に出場し155ゴールを記録。プレミアリーグ優勝11回を含む計25ものタイトルを獲得した。
一方、現在はニースで監督を務めているヴィエラは、1996年から2005年までアーセナルでプレーし、プレミアリーグを3度制覇。そのうち2回はキャプテンを務め、さらに2003/04シーズンは“インビンシブルズ”としておなじみの無敗優勝を成し遂げた。
そんな2人は当時、マンチェスターUとアーセナルが国内の覇権を争っていた状況下で何度も対戦。ヴィエラといえばロイ・キーンとの激しい争いが有名だが、スコールズにも頭痛の種を与えていたようだ。
Paul Scholes explains why 'awkward' Patrick Vieira was his toughest Man Utd opponenthttps://t.co/6roClrv04z pic.twitter.com/EhlWrMswwM
— Mirror Football (@MirrorFootball) June 1, 2020
「選手として、ヴィエラとの対戦は素晴らしかった。私は、相手より運動量があったり、馬力があったり、フィジカルで勝っている必要はなかった。私はそういうタイプの選手ではなく、パサーだったからね。パスで敵を凌駕したわけだが、ヴィエラはかなり厄介だった。背が高く、本当に手足が長かったからね。パスを通したと思っても、引っかけてしまうんだよ。」
190㎝を超える元フランス代表のMFには相当苦しめられたようで、称賛の言葉が尽きない。「やりづらい相手だったし、本当にいい選手だった。ただの守備的MFではなく、前線に上がって、ゴールを決めたり、アシストをすることもできた。凄まじい運動量を持っていたね。」
「確かに彼は最もテクニックがあったわけではないかもしれない。でも、最強の対戦相手を聞かれたら、やはり一番手こずった相手はヴィエラなのさ!」