Shooty

J2首位を独走する北海道コンサドーレ札幌~積み上げたクラブ力を証明してJ1へ!

hirobrown

2016/08/28 21:00

2016/08/29 19:30

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NEWS

元日本代表の天才MF小野伸二の獲得

06_小野伸二
野々村社長自ら豪州を訪問して契約に漕ぎつけたMF小野伸二。怪我の影響で活躍は限られるものの、下部組織育ちの若手に与えた影響は大きい。by SOCCER KING

また、下部組織育ちの若手選手が一皮剥けて成長するキッカケには、2014年の後半戦から加入した元日本代表の天才MF小野伸二選手の加入が大きいと考えられます。

野々村社長によると、「(技術に溺れがちな)若手選手は、小野選手の技術を日々目にしながら、「巧さでは敵わない」と実感した事で、それぞれが運動量の増加や守備意識の徹底を自覚してチームに貢献するようになった。今まで北海道出身選手がピッチに5人いると勝てないイメージだったけど、今年は違う。」

肝心の小野選手のピッチ内での活躍は度重なる怪我により相当限定されていますが、フェイエノールト時代のチームメートでプレミアリーグ2年連続得点王に輝いたオランダ代表FWロビン・ファンペルシー選手とも未だにコンタクトをとり、リスペクトされている世界レベルの技巧派MFです。

小野選手自身の活躍は限定的でも、チームとしての強さを手にする大きな影響力になっている事を考えれば、小野選手の獲得は大きな補強になっているのです。

フロントも適材適所に動き、満を持してJ1へ

07_増川隆洋
相手のクロスを跳ね返し続けるDF増川。高さに絶対の自信を持ち、J1優勝経験のある彼の加入が勝負強い現在のチームを支えている。by Football Shirts Voltage .com

これらの変化、継続、微修正、再構築を経て、今季はフロントも適材適所に動きました。

2010年に名古屋グランパスのJ1リーグ初優勝に貢献し、ベストイレブンにも輝いたベテランの長身DF増川隆洋選手や、シーズン途中には守備のスペシャリストとして経験豊富なDF菊地直哉選手を獲得。

外国籍選手も単独で違いを作れるよりもチームの駒として機能する選手を揃え、現在のチームには小野選手以外にビッグネームはいないものの、質・量共に充実した戦力が低予算で揃っています。

選手同士の力量に差がないため、誰が試合に出場してもチーム力が落ちない。それを活用するのにプレーに幅が出たチームと、相手チームの分析に長けた四方田監督体制のスタッフは選手起用に柔軟性をもたらすことが可能となり、結果に徹した上で試合ごとに入念な準備によるベストな選択が出来ています。

また、出場機会の少なくなった選手には、野々村社長が自身の現役時代の経験も通した「現場からワンクッション離れた相談役」として選手やチームを支える事で一体感を維持。ベテラン選手にはセカンドキャリアのアドバイスなどもしているとか。

無理にJ1へ昇格するよりも遠回りしてでもクラブ全体が体力をつけることを選択して4年目。過去3年間は6位以内の昇格プレーオフ圏内にも入れなかった札幌が、J2を独走するストーリー。

これは「偶然」ではなく、「必然」だったのです!

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