リヴァプールやマンチェスター・シティで活躍した元ドイツ代表MFが、古巣の2クラブを抑えてプレミアリーグを制する可能性があるクラブの名前を挙げている。
現在、リヴァプールは主軸のDFフィルジル・ファン・ダイクが負傷離脱しており、シティも前線に怪我人を抱えている。そのため今季プレミアリーグでは、あのチームにも優勝のチャンスがあるかもしれない。
ファン・ダイクの怪我について「優勝争いに大きな影響を与えるだろう」と元ドイツ代表MFディートマー・ハマンは英ラジオ局『talkSPORT』に語った。「世界最高のCBを失ったわけだからね。彼はリヴァプールに加入して以降、脆さのあったDFラインを世界最高へと変えたのさ。そんなファン・ダイクが不在だと、チームは少し慎重になるので攻撃面にも影響が出るだろう。」
さらにもう1つの古巣であるシティに関しては、もっと深刻な状態だと話す。「現在、シティは歴としたストライカーが不在だ。グアルディオラ政権のシティはピークが過ぎた。今後数年、プレミアリーグもチャンピオンズリーグも獲得できないだろう。」
「グアルディオラは1つのクラブを4、5年も率いる監督ではないと思う。だがシティでは5年目を迎えており、チームは費やした資金に見合うほどは成長しなくなったと思う。」
そのためハマンは、ノースロンドンのクラブにもチャンスがあると見る。「今、私が凄く気に入っているチームはスパーズだ。先日のバーンリー戦を見たが、非常に組織立っていた。来年の3~4月頃まで優勝争いに絡めていれば、モウリーニョは有終の美を飾れるかもしれない。」
果たしてトッテナムは、1961年以来となるリーグ優勝を果たすことができるのだろうか。