9月18日、20/21シーズンのブンデスリーガが開幕する。
プレシーズンではすでに各チームの監督がどの選手を頼りにしており、どの選手がベンチスタートを余儀なくされるのかが明らかとなっている。
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— BILD Sport (@BILD_Sport) September 10, 2020
バイエルン
リュカ エルナンデス
ブンデスリーガ史上最高額で獲得したが(8000万ユーロ)、今のところアラバとデイビスのバックアッパーに過ぎない。
今夏にバイエルンを退団する可能性は低いが、昨季は足首の靭帯断裂による長期離脱もあり、リーグ戦でのスタメンは10試合にとどまった。
現在のコンディションは万全で、もしアラバが退団することになれば勝ち組になれるかもしれない。
ドルトムント
ユリアン ブラント
ドイツ代表のブラントは現在、ドルトムントでは控え扱いで、プレシーズン中もプレー機会が少なかった。
ブラントはレギュラー争いで敗れ、ファブレ監督のシステムの中で特定のポジションを持てていない。
複数ポジションでプレーできる汎用性が逆に仇となってしまっている。
ニコ シュルツ
昨夏に2550万ユーロで加入したが、ドルトムントではレギュラーポジションを確保できていない。
さらに、昨夏の獲得はファブレ監督が望んだものではなかったとのこと。
現在は膝を負傷しているが、ドルトムントはラファエル ゲレイロのバックアッパーとしてシュルツを必要としている。
ボルシアMG
イブラヒマ トラオレとミヒャエル ラング
ともに右サイドが主戦場だが、チームにはすでにライナー、ヘアマン、バイヤー、新加入のラザロがおり、事実上チャンスはない。
レヴァークーゼン
ミッチェル バイザー
現在バイザーは、右SBのラース ベンダーのバックアッパーを務めている。
昨季後半戦にラース ベンダーが怪我をすることが多くなっても、バイザーはレギュラーの座を確保することができなかった。
レバークーゼンは新しい右SBを探しているため、バイザーは窮地に立たされている。
ホッフェンハイム
ケヴィン フォクト
半年間レンタルされていたブレーメンから復帰したフォクトは挫折のシーズンとなるかもしれない。
ホッフェンハイムではCBのポジションは供給過多となっており、シュロイダー前監督と同じく、後任のヘーネス監督にとってもフォクトはファーストチョイスではない。
ヘーネス監督は4バックを基本としており、グリリッチュがリードしている。
フランクフルト
エリック ドゥルム
レギュラーの座は現実的ではない。
ドゥルムはクラブを去ることができるが、現在のところ買い手がいない。
ベンチ外となりスタンド観戦の可能性も。
ヘルタベルリン
ルーカス クリュンター
右SBのクリュンターは新たなクラブを探すべきだ。
ゼーファイク、ペカリークに次ぐ3番手にとどまっている。
ルネ ヤーシュタイン
ヤーシュタインのコンディションが良いが、フライブルクから加入したシュボロウも同じ。
ラッバディア監督はローテーションを望まないため、ヤーシュタインはベンチで長いシーズンを送ることになりそうだ。
マインツ
シュテファン ベル
ベルは1年の契約延長を勝ち取ったが、現在のチームにはCBが6人おり競争は激化しているため、バックアッパーが唯一生き残る道だ。
ベルはしばしばスタンド観戦を余儀なくされる可能性もある。
ブレーメン
ダビー ゼルケ
冬にヘルタから2021年夏までのローンで加入したが(2部降格の場合は買い取り義務あり)、不本意な成績に終わった(リーグ戦11試合出場ノーゴール)。
プレーオフのハイデンハイム戦ではベンチに座っていただけだった。
ゼルケは夏のプレシーズン中に5得点を挙げチーム得点王だが、レギュラーの座はまだ見えていない。
フュルクルクとサージェントが、コーフェルト監督のもとで僅差のリードを保っている。
ニクラス モイサンデル
キャプテンであり最終ラインでは常にリーダーだが、ブレーメンでの最後のシーズンはレギュラーの座が危うくなっている。
コーフェルト監督は、最近怪我が多いモイサンデルの後継者として、若手のフリードルを育てている。