今夏のプレシーズンでは、11月にブンデスリーガ最年少デビューの期待がかかる神童ユスファ ムココ(15歳)に注目が集まっているが、ドルトムントではすでに次のトップタレント候補が育っている。
ルシアン ファヴレ監督が大きな期待を寄せるのはこの3人だ。
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— BILD Sport (@BILD_Sport) September 3, 2020
MF イマニュエル フェライ(19歳)
3年前、オランダのAZから引き抜かれた攻撃的MFのフェライは期待に応えた。
これまでU-17とU-19の公式戦79試合で61ゴールに関与(21ゴール40アシスト)。
17/18シーズンには決勝で全得点に絡む活躍を見せ(2ゴール1アシスト)バイエルンを撃破し(3-2)、U-17ブンデスリーガ優勝。
その1年後には決勝のシュトゥットガルト戦(5-3)で1ゴール2アシストを記録し、U-19ブンデスリーガを制している。
ミノ ライオラを代理人とするフェライは、今夏のプレシーズンではすでに4回ファヴレ監督にトップチームへと招集されている。
ローン候補からレギュラー選手のバックアッパーへと大きく飛躍しており、新シーズンではドルトムントのスカッドに欠かせない存在となると見られている。
DF ナムディ コリンズ(16歳)
ミヒャエル ツォルクSDは、チェルシーからの好条件のオファーがあったにもかかわらず、コリンズにドルトムントでプレーを続けるよう説得。
コリンズは5月にドルトムントとの契約を2023年まで延長している。
コリンズはナイジェリアにルーツを持つセンターバックで、2016年にデュッセルドルフの下部組織からドルトムントの下部組織に引き抜かれた。
フンメルスの負傷により、ファヴレ監督はコリンズをトップチームに昇格させたほどだ。
FW アンスガー クナウフ(18歳)
2016年にハノーファーから引き抜かれたウインガーは、ドルトムントの注目株に成長した。
コリンズと同じように、ファブレ監督からトップチームに招集されるかもしれない。
最も得意とするポジションは右ウイング(右サイドハーフ)サイドだが、左サイドや右SBとしてもプレーできる。
スピードとドリブルを武器とするなど特徴が似ていることからイングランド代表MFジェイドン サンチョにも例えられる。
今夏のプレシーズンでは3部デュイスブルクとのテストマッチで2ゴールを決め、ファヴレ監督から特別な称賛を受けた。
だが、ドルトムントとの契約は2021年までとなっており、その後の去就は不透明となっている。