ケルンは、現在2021年までとなっているマルクス ギスドル監督との契約をなるべく早く2023年まで延長したいと考えている。
19/20シーズンのラストを10試合勝ちなしで終えたにもかかわらず、ギズドル監督はクラブからの信頼を得ている。
そして、ホルスト ヘルトSDやクラブ上層部との話し合いの中で、ギスドル監督は将来に向けたプランを説明したようだ。
「ケルンの進むべき道は、今後数年かけてブンデスリーガに安定して在籍できるようになること。つまり夢を見ないこと、空想をしないことだ」と語ったとされる。
Neuer Köln-Vertrag bis 2023 – GISDOL Das ist sein 5-Punkte-Plan! https://t.co/EL5Fy9eqFc #Sport #News
— BILD Sport (@BILD_Sport) July 20, 2020
『ビルト』紙が、ギスドル監督の考える5つのプランをまとめている。
1部定着
昇格したり降格したり、残留争いや昇格争いに揺れることは過去のものとなるだろう。
ギズドル監督はエレベーターチームのイメージを払拭したいと考えている。
「例えばアウクスブルクのように、9年、10年と1部リーグ戦を戦い続けてきたチームが歩んできた道を見てみよう。彼らは我々のお手本になるはずだ」と語っている。
継続性
かつてのペーター シュテーガー監督時代がそうであったように(2013~2017)、コーチングスタッフは何年も一緒にいるべきだ。
ギスドル監督の下では、アシスタントコーチのフランク カスパリも契約を延長することになる模様。
『ビルト』の情報によると、同じくアシスタントコーチのアンドレ パブラクとGKコーチのアンドレアス メンガーとも契約延長交渉を続けているという。
ケルンはどちらも残留すべきだと考えている。
チーム内のリーダー
「全員が素晴らしい青年だ」と、ヘルトSDとギスドル監督はよく言っている。
だが、チームにはまだ真のリーダーがいない。
マルコ ヘーガー(30歳)が適任だろうが、出場機会が少なすぎる。
トップフォームであればアントニ モデスト(32歳)がこの役割を果たすことができるが、過去には自分自身のことで精一杯だった時期がある。
そのため、チームは一種の“活性化”を図るべきだろう。
新加入選手の中には、リーダーとしての可能性を秘めた選手もいるはずだ。
パフォーマンス重視
ビッグネームをベンチに座らせることを恐れない。
ギスドル監督は(若手を積極的に起用するという)自身の強みを継続しなければならない。
ヨナス ヘクター、モデスト、ジョン コルドバもパフォーマンスが悪ければスタメンを外れる。
だが、これまではギズドル監督が決断を下すまでに時間がかかりすぎることがあった。
タレントの抜擢
19/20シーズンはイスマイリ ヤコプス(20歳)、ノア カッターバッハ(19歳)、ヤン ティールマン(18歳)がトップデビューを果たし、印象的なプレーを見せた。
この流れは継続しており、ティム レンペーレ(18歳)とロベルト フォロダー(19歳)が同じような成長を遂げるはずだ。