モナコの新指揮官に就任したニコ コヴァチ監督は、マリオ ゲッツェの獲得を望んでいると報じられている。
ゲッツェとドルトムントの契約は19/20シーズンいっぱいで満了となっており、今夏にフリーで獲得することが可能となっている。
『ビルト』紙の情報によれば、ゲッツェにはセビージャやミラン、フィオレンティーナも興味を示しているという。
ゲッツェ側はいくつかのオプションをチェックしており、来週までには決断が下されるはずだと見られている。
父親になったばかりのゲッツェにとって、今最も大切なことは家族だ。
妻のアン・カトリンさんはモデルやインフルエンサーとして活躍しており、モナコは理想的だ。
また二人ともイタリアが大好きであり、フィレンツェやミラノもゲッツェ家にとっては魅力的な都市だろう。
コヴァチ監督とゲッツェは、これまで対戦相手としてしか会っていない。
2018年夏にコヴァチ監督はバイエルン指揮官に就任したが、ゲッツェはすでに2016年夏にドルトムントに復帰していた。
人間的には、コヴァチ監督とゲッツェはうまくいく可能性があるだろう。
そしてスポーツの観点から言えば、ゲッツェはコヴァチ監督の好むプレースタイルにもマッチするかもしれない。
だが、コヴァチ監督はフランクフルト指揮官時代には安定した守備からの素早い切り替えを主体としたスタイルに頼っていた。
セルビア代表FWルカ ヨビッチ(現レアル・マドリード)とクロアチア代表FWアンテ レビッチ(現ミラン)を活かしてこのプレースタイルを完成させたのだ。
ゲッツェがこのプレースタイルに対応できるほどの十分なスピードを持っているかどうかは疑問である。
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— BILD Sport (@BILD_Sport) July 19, 2020