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途中出場からのブンデスレコードを持つペーターゼンは“ジョーカー”ではない

KOFA

2020/06/20 21:10

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フライブルクのクリスティアン シュトライヒ監督は、“Joker(ジョーカー、切り札)”という言葉を好まない。

少なくともストライカーである元ドイツ代表ニルス ペーターゼンに関しては、シュトライヒ監督はこの言葉が不適切だと考えている。

16日に行われた第32節ヘルタベルリン戦(○2-1:H)で、61分から途中出場したペーターゼンは、71分に決勝ゴールをマークした。

ペーターゼンにとって、これがブンデスでは途中出場から通算25ゴール目。

自身の持つ、“途中出場からの得点数”のブンデスレコードをさらに更新した。


シュトライヒ監督は、「ペーターゼンはジョーカーではない。ペーターゼンは並外れた人格者であり、並外れた選手だ。監督としては、そういう選手と仕事ができることに感謝しなければならない」とコメント。

ペーターゼンが途中出場に対して決して文句を言わないことも、シュトライヒ監督がペーターゼンを称賛する理由だ。

そして、ペーターゼン自身はヘルタベルリン戦後、「他のチームの結果を見ていないと言えば嘘になるよ」とコメントしており、欧州カップ戦出場権を争うホッフェンハイムやヴォルフスブルクの結果に目を光らせていることを認めた。

第32節でヴォルフスブルクがボルシアメンヘングラートバッハに敗れたことで、8位フライブルクは7位ホッフェンハイムとの勝ち点差を1ポイントにまで縮めている。

20日の第33節で王者バイエルン相手にサプライズを起こせば、フライブルクはホッフェンハイムを抜き去ることができるかもしれない。

バイエルンはすでに優勝を決めているだけに、ペーターゼンは古巣相手に勝利を収めるチャンスがあると信じている。

「もしかしたら、バイエルンには(フライブルクのある)バーデン=ヴュルテンベルク州産のワインが何本か送られているかもしれないね(笑)僕たちは彼らがパーティー三昧の良い一週間を過ごしてくれていることを願っているよ」と冗談交じりに語っている。

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