29節でケルンに勝利したことで、ライプツィヒは来シーズンのヨーロッパリーグ出場権を確保した。
しかしライプツィヒのオリバー ミンツラフCEOはチ-ムにチャンピオンズリーグの出場権獲得を強く要求している。
『ビルト』によると、CEOはケルン戦の2日前にチームに対してスピーチし、シーズン終盤に向けてラストスパートをかけるよう要求したという。
今のライプツィヒにはチャンピオンズリーグ出場によって見込まれる大きな資金が必要なのだ。
移籍情報専門サイト『トランスファーマルクト』によると、過去4年間の移籍市場における収支において、ブンデスリーガで最も損失を出しているのがライプツィヒである(-1億3719万ユーロ)。
過去4年間でライプツィヒが高額で売却できたのはナビ ケイタのみ(リヴァプールに6000万ユーロで移籍)。
その一方でケビン カンプル(2000万ユーロ)、ダニ オルモ(1900万ユーロ)、アデモラ ルックマン(1800万ユーロ)を獲得。
多額の資金を投入し獲得したマルセロ サラッチ(1200万ユーロ)やルアン カンジド(800万ユーロ)はチームにフィットすることが出来ずレンタルに出されている。
ティモ ヴェルナーとダヨ ウパメカノは今シーズン終了後に売却される可能性がある。
この2人を売却すれば約1億2000万ユーロの収入を得ることができるが、その代役として高水準の選手補強が必要不可欠になる。
加えてパトリック シック(ローマ)とアンヘリーニョ(マンチェスターC)といったレンタル選手の買い取りも視野に入れているため、ライプツィヒは多額の資金を必要としているのだ。