Shooty

【優勝は目前か】リヴァプールの現状を個人的に考察してみた

footidiota

2019/04/08 07:38

2019/04/07 23:39

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NEWS

意地と意地がぶつかり合うプレミアリーグ。勝つのは冷静さか情熱か。今シーズンのプレミアリーグでその決着が着きそうだ。今シーズンのプレミアリーグの優勝は2チームに絞られた。順位表

現在勝ち点差2でリヴァプールがリード。1試合少ないマンチェスターシティがそれを追いかける展開となっている。リーグ戦終了のカウントダウンが始まりを告げる中、お互いにどの試合も引き分けでは終わらせたくないところだ。

特にリヴァプールは’13-’14シーズンの雪辱を果たしたい。

’13-’14シーズンリヴァプールはプレミアリーグ制覇を成し遂げることができなかった。36節終了時点で勝ち点80でマンチェスターシティと並び迎えた37節クリスタルパレス戦。スタリッジやスアレスのゴールで0-3とリードしセルハースト・パークと圧巻させたのも束の間。79分以降に痛恨の3失点を喫し勝ち点2落とす結果となった。37節でシティはもちろん勝利し、最終節では両チーム勝利したためリヴァプールは勝ち点2差を埋めることができなかった。

そのリベンジマッチになる今シーズンは、強力な3トップとどこからでもチャンスメイクできる布陣をベースにクロップ監督がまとめ上げチームを当時よりもワンランク底上げできた印象である。

そんなプレミアリーグ制覇に向けたリヴァプールの「有利な点」と「気になる点」をピックアップしたので下記に記述していこう。

【有利な点①】ファンダイクとアリソンの存在

昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝。

お世辞にも決勝とは言えない水準のプレーでリヴァプールはレアル・マドリーに敗戦し準優勝に終わった。

準優勝でも十分に讃えられる結果ではあるのだが、称賛だけでは終わることのできないモヤモヤがそこにはあった。

その思いを胸に課題点を見事に強みにしていったリヴァプールは大きく進化することになった。

ファン・ダイクとアリソンを中心とした守備の安定化により今シーズン20失点とリーグ1位の最小失点を維持している。

【有利な点②】進化し続ける3トップ

サラー、マネ、そしてフィルミーノ。彼らの成長はとどまることを知らない。驚異的な攻撃で昨シーズンの躍進を支えた3人だが、今シーズンは昨シーズン以上に周りを活かす動きも加わり攻撃のツボを捉えにくくなった印象を持つ。

昨シーズンとの違い

実際にデータでもそれを示しており、サラー、マネ、フィルミーノの得点比率が昨シーズンに比べて7.7%下がりそれ以外の選手が得点する傾向になっている。今シーズンのリーグ戦得点数と残りの試合数を加味してもリヴァプールが極端に得点力が落ちたということは言及し難い。

こうしたチームのための動きも優勝戦線には必要不可欠になることは自明なことだ。

【気になる点①】3/4以降クリーンシートがない

守備力の向上は今シーズンのリヴァプールの強みである。しかし、ここ数試合は若干改善が要求されるかもしれない。

3/4のマージーサイドダービー以降クリーンシートできていない点が気になる。

対戦した相手も、バーンリー、バイエルン(CL)、フルハム、トッテナム、サウサンプトンとバイエルンとトッテナム以外リヴァプールにとって何ら難しい試合になるようなことはなかったはずだ。

特段精細を欠いたわけではないので微調整で何とか乗り切りたい。

【気になる点②】ファン・ダイク、アリソン、サラーの連続出場

連続出場

ファン・ダイク、アリソン、サラーはここまでリーグ戦33試合に出場している。つまりこれまでのリーグ戦すべてに彼らは出場しているということになる。GKのアリソンは別にして体力面での疲労がそろそろ出てきてもおかしくない。

ここ数試合のサラーには疲労によるパフォーマンス低下を時折感じられるか、ファン・ダイクにはあまりそれが感じられない。だからこそ心配なところがある。

極めて難しい試合でなければファビーニョとマティプの2センターバックでも対処はできると思うので、大胆に一度休ませることも考えてもいいだろう。

リヴァプールの今後の試合日程はこちら。今後の試合日程

翌週のチャンピオンズリーグポルト戦の後にはホームでチェルシーを迎えることになる。おそらくこの試合はシティとの一騎打ちにおいて重要な意味を持つことになるだろう。

いずれにせよするべきことは1つ。

勝つ。それ以外に優勝する方法は残されていない。

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