リヴァプールの優勝の立役者は、他のチームにいたようだ。英紙『Daily Mail』などが伝えている。
優勝に王手をかけていたリヴァプールは、2位のマンチェスター・シティが25日のチェルシー戦に敗れたため30年ぶりのリーグ制覇が決まった。「6月25日」の優勝は、もちろんイングランド史上最も遅いチャンピオンだ!
そのリヴァプールの優勝を決定づけたのは、チェルシーに所属するユルゲン・クロップ監督の教え子だった。というのも、25日の試合でシティ撃破に貢献したのが、チェルシーのアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチなのだ。ドルトムント時代にクロップの指導を受けたプリシッチが、恩師のためかどうかは分からないが、見事な単独突破からゴールネットを揺らして先制点をあげて2-1の勝利に貢献したのだ。
Two in two for @cpulisic_10! ⚽️⚽️#CHEMCI pic.twitter.com/s1PgnsO0Il
— Chelsea FC (@ChelseaFC) June 25, 2020
これにはリヴァプールファンもSNS上で大盛り上がり。あるファンなどは、クロップ監督の緻密な戦略を称えた。「凄くない? クロップは、ドルトムントを去ったあとトゥヘルを後任に据え、プリシッチをチェルシーに引き抜かれるくらいに成長させ、シティを倒させたんだよ。」
プレミアリーグも公式ツイッターアカウントで、過去にプリシッチがクロップについて語ったコメントを紹介。「常に受け入れてくれたし、とにかく優しかった。だから感謝の気持ちは一生消えない。素晴らしい人なので、彼がリヴァプールで成功を収めているのは僕も嬉しいんだ。」
That Pulisic-Klopp connection ❤ pic.twitter.com/NLv0RN1Ppv
— Premier League USA (@PLinUSA) June 25, 2020
他のファンは「“エージェント・プリシッチ”が始動した」と、やはりプリシッチはクロップの手先だったことを指摘。さらに自称“タイムトラベラー”という者まで現れ、2014年に耳にしたという会話を投稿。クロップ監督が「2020年、お前を任務に就かせる」と言うと、プリシッチは「それ以上の説明は必要ありません」と答えたとか。
それどころかクロップ監督本人が時間軸を歪めたと主張する人も。「クロップはタイムマシーンに乗って未来を確認したあと、プリシッチをヨーロッパに連れてきた。」
もしクロップが本当にタイムマシーンを持っていたのなら、そんな使い方をせずに新型コロナウイルスのワクチンを取ってきて貰いたいものだ……。