It's okay, you can go back to sleep 😴 pic.twitter.com/xuKrxyYIyo
— Premier League USA (@PLinUSA) 2019年3月23日
春の陽気が訪れかけている中、それを上回る熱がヨーロッパを包み込んでいる。これから始まる熱戦の連続に我々は何を思うのだろうか。
今回もfootidiota独自でアンケートを実施した。
皆様フットボールフリークたちが今気になっているであろう質問を3つ取り上げその声を聞いたのでご紹介する。
今回アンケートにご理解ご協力いただきましたすべての皆様へ感謝御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
①今シーズンのチャンピオンズリーグ、制覇するのはどのチーム?
😎 Here is the road to Madrid… #UCLdraw pic.twitter.com/Rqpce9gEz3
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) 2019年3月15日
先日チャンピオンズリーグ最終トーナメント表が確定した。ここからは手に汗握る試合になることは誰もが予想できることだろう。レアルマドリードの4連覇がアヤックスの手によって喪失し、残された8チームのモチベーションは最高潮になっている。
アンケートの結果、リヴァプールが33%、次いでユヴェントス、マンチェスターシティ、バルセロナが22%という結果になり、勝負強いリヴァプールのチャンピオンズリーグ制覇に思いを寄せているファンが多いことが判明した。
決勝まで進出し、サラーの負傷退場とカリウスの失態がなければ優勝の可能性が大いにあった昨シーズンから的確な補強とチーム哲学の浸透に徹し簡単に負けることのないチームを作り上げていることが大きいだろう。個人的にはマネのハイパフォーマンスがリヴァプールの屋台骨になっている印象を受ける。
僅差ではあったものの、イタリア、イングランド、スペイン王者のビッグイヤー獲得の可能性は低くない。
チャンピオンズリーグ3連覇を置き土産にレアルマドリーからユヴェントスへ渡ったロナウドは早速アトレティコ戦の2ndLegで見事なハットトリックを決め、ベスト8へ駒を進めた。内容もそうだがロナウドのここ一番でのプレーぶりには脱帽だ。
マンチェスターシティもデブライネの欠場があるにもかかわらず、攻撃は活性化しておりターンオーバーの充実を感じられる。スターリングの活躍が今のシティを物語っていると言ってもいいだろう。
バルセロナは宿敵レアルの敗戦を受け、今シーズンのチャンピオンズリーグ制覇は必至となった。’10-’11シーズンと’14-’15シーズンのチャンピオンズリーグを制覇したバルセロナ。4年周期で制覇していることも好材料になるのではないだろうか。今シーズンは果たして。
②今シーズンのヨーロッパリーグ、制覇するのはどのチーム?
🇦🇿 Road to Baku 🏆
Which 2 teams will go all the way? 🧐#UEL | #UELdraw pic.twitter.com/DyB8ZJ5GXu
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) 2019年3月15日
チャンピオンズリーグの最終トーナメント表が確定した後に、ヨーロッパリーグ最終トーナメント表も確定した。このところヨーロッパリーグの戦いもチャンピオンズリーグ並のプレーレベルを感じられ熱戦が繰り広げられている。どのチームにも優勝までの実力を持っているため、それ以外でのチームマネジメントや試合日程なども大きく結果を左右することになるだろう。
結果は、アーセナルが44%、ナポリ33%、フランクフルトが22%となり、アーセナルの優勝を予想するファンが多かった。
昨シーズンはアトレティコに敗戦を喫し、ベスト4に終わったアーセナル。しかし、過密日程と言われるプレミアリーグと木曜日開催のヨーロッパリーグをやりくりしここまで上り詰めたことは讃えられるべきだと考える。そして今シーズンはセビージャでヨーロッパリーグ制覇という結果を残したエメリがアーセナルを率いているため経験と実績を備えた環境を手に入れている。
対抗馬としてナポリも捨てがたい。今シーズンチャンピオンズリーグのグループステージ敗退となりヨーロッパリーグへ移動したわけだが、グループステージではリヴァプール、PSGという死の組に入り、彼らを大いに苦しめた。アンチェロッティの下チームの絶妙な管理体制を指揮し危なげなくヨーロッパリーグを勝ち上がってきている。
ヨーロッパのコンペティションで唯一のドイツ勢となったフランクフルトも優勝するだろうという声も上がっている。今シーズンは強烈な3トップを擁し爆発的な攻撃を毎試合披露している。また長谷部を筆頭にデフェンスに堅実性が昨シーズンよりも増し、冬にローンで加入したローデの活躍でフランクフルトなスキのないチームになっている。
③プレミアリーグトップ4フィニッシュできるのはどのチーム?
The #PL top six looks like this after Matchweek 31 pic.twitter.com/JDzoWSL8Ni
— Premier League (@premierleague) 2019年3月17日
プレミアリーグのトップ4争いが激化している。トッテナムは2月末から続くスランプに悩まされている間に優勝戦線から脱落してしまった。アーセナルは試合内容も誰もが納得できる水準まで押し上げることができ悲願のトップ4入りが見えてきている。マンチェスターユナイテッドもPSGとの激闘の後に疲労が見え始め、チェルシーはトップ4に食い込む最大のチャンスであったグディソン・パークでまさかの完敗を喫した。インターナショナルマッチウィークが明けると緊張感のある4月に突入し各チームの明暗が分かれてくることだろう。
アンケートの結果、マンチェスターユナイテッド、次点にアーセナルとトッテナムを予想する方が多いことが判明した。またチェルシーのトップ4フィニッシュの回答者はいなかった。
ルカクの復調が今のマンチェスターユナイテッドを支えていると考える方が多く、ユナイテッドのトップ4入りは現実的だ。スールシャール体制になりチームは格段に良い方向へ前進している。何よりリーグ戦のサウサンプトン戦やチャンピオンズリーグのPSG戦での最後まで諦めない姿勢を持ち始めたことが今のユナイテッドを語る上で大きなトピックである。
しかし、そんなユナイテッドに勝利し再びチャンピオンズリーグへの出場を目論むアーセナルはラムジーの活躍もあって悪くないチームコンディションで4月を迎えることができた。試合日程も他のライバルと比べると十分トップ4入りは狙える位置にいる。問題はアウェイで勝ちきれるかどうかだ。
優勝はできなくなったが’16-’17から続くチャンピオンズリーグ出場を途絶えさせたくないトッテナム。連戦の疲労が年明けから徐々に見え始め、ケインが怪我から復帰してもケアすることはできなかった。しかし、トッテナムは優勝はできないが勝負強さがあることは紛れもない事実である。また4/3のクリスタルパレス戦から新スタジアムが使用可能になったことがアドバンテージになるだろう。
シーズンも終盤戦。5月までは光陰の矢のごとく時間が進んでいくことになるだろう。皆様の予想が的中するか否か、2ヶ月後にはすべてが明らかになることだろう。