オリンピック前に注目!J3に参加しているJ-22って?
Jリーグの3部にあたるJ3リーグ。
ここにJリーグ・アンダー22選抜というチームが参加しています。
22歳以下の若手Jリーガーのチームです。
若手の経験の場 J-22
オリンピックのサッカーは23歳以下で開催されます。
それに合わせて、若手選手の強化のためにJ-22が作られました。
高校を卒業してJリーグのクラブに加入しても、すぐに戦力として活躍できる選手はごく僅か。
この年代の選手の中では期待される存在でも、経験豊富な選手が大勢いるクラブでは、出場機会に恵まれないことが多いのです。
選手はそれぞれのJリーグクラブに所属したままで、貴重な実戦経験を積む場として、J3リーグに参加しています。
by J.LEAGUE
下位に沈むチーム
あらかじめ登録された選手の中から、試合毎に16名の選手が選ばれて参加するので、出場選手は固定されていません。
所属クラブでの試合が優先されるため、クラブで登録選手に選ばれれば、J-22には参加しないのです。
試合前日に、選ばれた選手たちが集合して練習を行い、翌日の試合後には解散という短いスケジュール。
チーム戦術が重要なサッカーにおいて、十分な練習ができないことは、大きなハンデになります。
そして、選抜チームゆえ、ホームスタジアムがなく、毎試合がアウェイでの戦いです。
当然結果を出すのは難しく、J3リーグで下位に沈んでいます。
オリンピックへ向けて注目の選手たち
厳しいJ3リーグの戦いの中でも、存在感を示す選手はいます。
まず、G大阪の井手口陽介選手。
昨シーズン、リーグ戦、天皇杯、ナビスコカップの3冠を達成したG大阪で、当時高校生ながら、トップチームへ昇格した期待の選手です。
1996年生まれの18歳。22歳以下の年代別日本代表に飛び級で選ばれています。
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そして、FC東京の中島翔哉選手。
こちらも22歳以下の日本代表で、昨年は代表戦でゴールを決めています。
身長164cmと小柄ですが、J3リーグだけでなく、所属チームのFC東京での出場もあり、活躍が期待できそうです。
by 24picks.com
2016年のオリンピックへ向けて、厳しい戦いが始まる22歳以下日本代表。
J-22の選手たちに注目が集まります。