財政難に陥ったシャルケは、ノルトライン=ヴェストファーレン州から補償を受けることを発表した。
『キッカー』が報じたところによれば、4000万ユーロの補償を受けることになるという。
1億9700万ユーロの負債に悩まされるシャルケの財政状況は、コロナ危機と欧州カップ戦出場を逃したことでさらに悪化しており、主力選手の売却を余儀なくされると見られている。
売却候補となっているのは、オザン カバク、マッケニー、アリだ。
Bericht: #Schalke muss Leistungsträger abgeben – #Kabak, #McKennie und #Harit sind wohl Verkaufskandidaten
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— Der SPORTBUZZER (@Sportbuzzer) July 28, 2020
トルコ代表DFオザン カバクにはすでにリヴァプールからの関心が報じられている。
リヴァプールではクロアチア代表DFデヤン ロヴレンのゼニト移籍が決定しており、ユルゲン クロップ監督はセンターバックを探している。
オザン カバク(2024 年までの契約)の売却によって、シャルケは3500万ユーロの移籍金を得ることが可能と見られている。
アメリカ代表MFウェストン マッケニーにもプレミアリーグの複数クラブが興味を持っていると報じられている。
リヴァプール、レスター、ニューカッスルに加えて、サウサンプトンもマッケニーを注視していると言われており、ブンデスリーガのクラブではヘルタベルリンがマッケニーに興味を持っている模様。
マッケニーとシャルケの契約は2024年までとなっており、契約解除条項は付いていない。
そのため、シャルケは2000万ユーロ前後の移籍金を要求すると見られている。
マッケニーの放出はチームのクオリティ低下を意味するが、クラブにとって収入は重要になるだろう。
『ビルト』紙の情報によると、モロッコ代表MFアミーヌ アリ(2024年までの契約)の代理人はすでに新たなクラブを探していると言われており、シャルケは売却によって1500万~2000万ユーロを得る可能性がある。
アリは19/20シーズン、悲惨な後半戦を過ごしたチーム同様、前半戦から打って変わって後半戦はパフォーマンスを落としたが、攻撃的MFとしての需要はあると見られている。
だが、売却するのは3人のうちの1人だけのようだ。
売却候補の1人が移籍すれば、残りの2選手はキープされると言われている。
これは、チームのクオリティを落としすぎないようにするためだ。