中断前に行われた今シーズンのチャンピオンズリーグのラウンド16でトッテナムを倒しベスト8進出を決めたライプツィヒ。
ライプツィヒは8月、一発勝負という形でポルトガルのリスボンで行われる“CLファイナル8”に臨む。
しかし、ライプツィヒにとっての問題は、準々決勝のアトレティコ・マドリード戦ではチェルシー移籍が決定したドイツ代表FWティモ ヴェルナーを欠いて戦わなければならないことだ。
ヴェルナーは19/20季のブンデスリーガで得点ランク2位となる28ゴールを記録し、ライプツィヒのチームトップスコアラーだった。
ライプツィヒのユリアン ナーゲルスマン監督は組み合わせが決定して以来、“CLファイナル8”をどのように戦うかを熟考している。
ライプツィヒはすでに準々決勝の対戦相手が決まっているので、十分に対策を練る時間があるというアドバンテージがある。
Für die CL-Sensation – Nagelsmann plant Barca-Taktik gegen Atlético https://t.co/LWoQqgymQz #Sport #News
— BILD Sport (@BILD_Sport) July 24, 2020
ナーゲルスマン監督の考えは、アトレティコ・マドリード対策としてバルセロナの戦術を採用することのようだ。
「バルサがここ何年もリーグ戦でアトレティコ相手に見せたようなプレーをするため、テクニックに優れた選手を中盤に多く配置するかもしれない」と語っている。
リオネル メッシ、アントワーヌ グリーズマン、フレンキー デヨング、イバン ラキティッチ、アルトゥールといったスター選手を擁するバルセロナは過去5年間、リーグ戦でアトレティコ・マドリードに一度も負けていない。
ライプツィヒの中盤には、ダニ オルモ、ケビン カンプル、マルセル ザービッツァ、クリストフェル エンクンク、エミル フォシュベリなど、素晴らしいテクニックを持った選手が数多く揃っている。
また、ナーゲルスマン監督はアトレティコ・マドリード戦は1点差勝負になると見ている。
前線のポジション争いでは現在、シックがポウルセンをわずかにリードしているようだ。
シックは腰痛、ポウルセンは足首の靭帯断裂を損傷していたが、二人ともすでにチームトレーニングに復帰しており、“CLファイナル8”に向けた準備を進めている。