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ハヴェルツがチェルシーやレアル・マドリードでも活躍できる理由

KOFA

2020/07/14 12:30

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レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFカイ ハヴェルツは、21歳以下でブンデスリーガ通算35ゴールに到達した初のドイツ人選手だ。

ハヴェルツはブンデス通算100試合出場も史上最年少で達成している(20歳186日)。

『ビルト』は、ハヴェルツがチェルシーやレアル・マドリードで活躍できるポテンシャルを持っていると主張している。

まず1つ目の理由として、ハヴェルツにはプレッシャーを跳ね返す強さがある。

2016年夏にプロ入りした初日から、ハヴェルツはそのサッカースキルに加えて強いメンタリティも備えており、PK戦にもつれ込んだ16/17季DFBポカール2回戦ロッテ戦(2-2、PK3-4)では、当時17歳ながらPK戦のキッカーを務め、成功させている。

今年3月に行われたELラウンド16ファーストレグのレンジャーズ戦では、48000人のアウェイファンにブーイングされる中で先制点となるPKを決めた。

数字も、ハヴェルツが海外のトップクラブでも活躍できることを物語っている。

ハヴェルツは2016年10月15日にレヴァークーゼンでブンデスリーガデビュー(17歳126日)。

以降、ブンデスリーガ118試合に出場して36ゴールを記録し、さらに25アシストを記録している。

リオネル メッシは21歳の時に、1部リーグ109試合に出場して54ゴール32アシスト。

クリスティアーノ ロナウドは21歳の時に、マンチェスターUでプレミアリーグ95試合に出場して18ゴール16ゴールアシストだった。

元ドイツ代表のローター マテウス氏は、「ハヴェルツはビッグクラブで活躍するために必要なすべてを持っている。彼はスピードがあり、フィジカルもあるし、ゲームインテリジェンスも持っている。クリーンなテクニックもあるし、相手にとって危険な存在で、責任感もある。イングランドで活躍できると確信しているし、レアル・マドリードでも少なくとも同じくらいできると信じている」とコメント。

続けて「私は彼にとって最も効果的なのは攻撃的なセントラルミッドフィルダーであると考えている。8番または10番のポジションだ。レアル・マドリードではトニ クロースやルカ モドリッチが務めているポジションであり、彼らは共に30歳を越えている。ハヴェルツには永久的な監督からの信頼が必要だ。そして、ジダン監督が望むのであれば、ハヴェルツを頼りにするだろう」と話している。

元レアル・マドリードGKのボド イルクナー氏は、「レアル・マドリードは唯一無二のクラブだ。そこに行けば、常に本当にビッグタイトルのためにプレーしていると理解できる。しかし、ハヴェルツがプレーするポジションにおける競争は伝統的に非常に厳しい。すべてのサッカー選手にとって、レアル・マドリードに移籍することは、まるで騎士の称号を与えられたかのようなものだ」と語っている。

ドイツ代表のディレクターを務める元FWオリバー ビアホフ氏も、「彼はレアル・マドリードに相応しい選手だ。彼はすべてを持っている。多くのタレント、技術、素晴らしいフィジカル。彼は我々ドイツ代表にとって非常に重要になる」とコメント。

ユース時代にハヴェルツを最初に指導したスラボミール チャルニェッキ氏もハヴェルツの明るい未来を約束している。

「カイ(ハヴェルツ)がU-12チームに入った時、彼はまだ11歳になっていなかった。我々は初日から、彼がトッププレーヤーになる可能性があることを意識してトレーニングを行った。ピッチ上では、年上の選手たちを相手にプレーする方法をすぐに理解していた。それが彼の特徴だった。カイが大きく成長することは誰の目にも明らかで、彼には世界的なキャリアが待っている」

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