ドルトムントではポジション争いが激化しており、名だたる選手たちでさえポジションは保証されていない。
現在、ドルトムントでは30人の選手が11のポジションを争っている。
『ビルト』の情報によれば、ルシアン ファヴレ監督の考えるスタメン11人は以下のとおりだ。
GK:ビュルキ
DF:ムニエ、フンメルス、アカンジ、ラファエル ゲレイロ
MF:ヴィツェル、ベリンガム
FW:サンチョ、レイナ、アザール、ホーラン
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— BILD Sport (@BILD_Sport) August 17, 2020
ファヴレ監督にとって、ジェイドン サンチョとアーリン ホーランは欠かせない存在だ。
ファヴレ監督が最も苦しんでいると見られているのが、ドイツ代表ユリアン ブラントの扱いだ。
昨シーズンのドルトムントにおいて、ブラントはファブレシステムの犠牲者だった。
ブラントが開花したのは、11月にファヴレ監督がシステムを3-4-3に切り替えてからだった。
ファヴレ監督はまずは人選、システムはそこから逆算してプランを立てる。
そのため、ブラントは今シーズンも開幕はベンチスタートになると見られている。
今冬に加入したエムレ ジャンも先発の座が危うくなっている模様だ。
中盤としてのエムレ ジャンは、ファヴレ監督の志向する高速サッカーにはプレースピードが遅すぎると考えられているようだ。
エムレ ジャンは最終ラインでもプレー可能だが、守備ではフンメルス、ザガドゥ(フィットしている場合)、アカンジがファーストチョイスだ。
そして、ファヴレ監督にとってのサプライズは、ジョバンニ レイナ(17歳)と、今夏に2650万ユーロで獲得したジュード ベリンガム(17歳)だ。
彼らはバートラガッツでのトレーニングキャンプにおける勝者であり、レイナはロイスの代わりにトップ下のポジションで躍動し、ベリンガムも説得力があるプレーでヴィツェルと並んで中盤の底のポジションをモノにしている。