シニシャ ミハイロビッチは昨シーズン途中にボローニャの監督に就任し、フィリッポ インザーギ体制では降格の危機に瀕していたボローニャを見事セリエA残留に導いた。
ミハイロビッチ監督とボローニャの選手たちは特別な関係を築いている。
彼らはセリエA残留を成し遂げただけではなく、指揮官の白血病という病も共に乗り越えようとしている。
『ガゼッタデッロスポルト』のインタビューに応じたボローニャの背番号10番ニコラ サンソーネは「監督からは人生の大きな教訓を学んだ」とコメント。
さらにあるエピソードを明かしてくれた。
「昨シーズン、残留争いをしていた頃の話だ。エンポリ戦で勝利した時に私は監督のもとに行きこう言ったんだ。『ミステル、私のユニフォームを受け取って欲しい。あなたにはとても感謝しているけど、一つだけお願いがあるんだ。これからも私たちと一緒にいて欲しい』とね」
昨シーズン終了後、ボローニャをセリエA残留に導いたミハイロビッチ監督はクラブとの契約を2022年まで延長し、サンソーネもビジャレアルからボローニャに完全移籍を果たすことになった。