スポニチアネックス
1/13(月) 0:07配信
森保一監督(51)率いるU―23日本代表が12日、U―23アジア選手権1次リーグB組第2戦でシリアと対戦。1―2で敗戦し、史上初の1次リーグ敗退が決まった。
1―2で敗戦した9日の初戦サウジアラビア戦から中2日、負ければ史上初の1次リーグ敗退が決まる背水の一戦。前回はベンチスタートとなっていた町田浩樹、相馬勇紀、上田綺世らを起用するなど先発6人を入れ替えて臨んだ。
中でも初先発の相馬が起用に応えた。日本は前半9分、町田が自陣ペナルティーエリア内で相手選手と接触し、VARの判定によりPKを献上。いきなり先制点を許した。だが、ボールを支配し上田、橋岡が果敢に攻め込み相手を脅かすと、前半30分には相馬が右足を振りぬきミドルシュート。ゴールネットを揺らし、同点に追いついた。
1-1で迎えた後半、攻撃に精彩を欠いた。不用意なパスが目立ち、シュートまで結びつかず。後半31分から途中出場した立田が相手のパスをインターセプトし好機を作るも相手にボールを奪われてしまう。後半37分には橋岡が中央の上田にクロスを送り最大のチャンスを迎えたが、わずかにゴールの右に外れ、絶好機を生かすことはできなかった。
直後の後半43分、フリーでボールを持ち込ませてしまい、ダリに2試合連続となるゴールを許した。アディショナルタイム突入直後に旗手がシュートを放つも外れ、その後も町田も惜しいシュートを放ったが決め切れず、そのままゲームセット。残りわずかな時間で追いつくことはできなかった。
今大会は開催国の日本を除く上位3チームに東京五輪の出場権が与えられる。40年ぶり2度目の五輪出場を狙うシリアの勢いを止めることができず、史上初の屈辱を喫した。
(配信元)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200112-00000245-spnannex-socc