日本のモウリーニョ?!愛媛FCの新監督に就任した間瀬秀一監督の経歴がおもしろい!

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2017年シーズンよりJ2のFC愛媛の新監督に就任した間瀬秀一監督。
実は『日本のモウリーニョ』と呼ばれるほど、とても興味深い経歴を持つ監督でした。

名将イビチャ・オシムの通訳となる

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間瀬監督の経歴の中で最大のトピックといえるのが、元日本代表監督のイビチャ・オシム氏が当時のジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)の監督に就任をした時に通訳となったことです。

選手としてアメリカ・メキシコ・グアテマラ・エルサルバドル・クロアチアと7年間で5ヶ国もの国でプレーをしていた間瀬監督。その間に英語、ポルトガル語、スペイン語に加え、クロアチア語までを5ヶ国語取得したこととサッカーへの経験・知識があることからサッカー関係の通訳を目指します。

通訳となることを決意したことで、クロアチア語をより深く取得するためにクロアチアへと留学をした間瀬監督。留学をしながら旧ユーゴスラヴィア系の選手が在籍をしていたJクラブへ片っ端からメールで問い合わせを出し、返答があったのがオシム氏の就任が決まっていたジェフでした。

この時の実質の面接となった昼食会で間瀬監督はオシム氏とは直接話すことはなく、付き添いで来ていたオシム氏の次男セルミル氏と何気ない会話をしただけだったのですが、後日に採用の返答をすると行っていた祖母井GM(当時のジェフGM)から「やってくれ」と即、採用の依頼を受けることとなりました。

その理由として、何気ない会話をしていたセルミル氏にオシム氏が間瀬監督の評価を聞き、「人を騙すタイプではないので良いと思う」という返答であったため採用となったというエピソードがあります。

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通訳から指導者へ

オシム氏の通訳としてジェフでの指導以外にも初めての日本での生活面でもサポートを行うなど、24時間サッカー漬けといえる忙しい日々を過ごす中でオシム氏のサッカー哲学を、文字通り隣で体得をしていった間瀬監督は通訳をこなしながらも日本サッカー協会のコーチライセンスを取得していきます。

そして2006年7月にオシム氏が日本代表監督へと就任したため、ジェフの監督を引き継いだオシム氏の長男であるアマル・オシム氏の通訳となり、その後2007年よりジェフのトップチームコーチとなり、指導者としてのキャリアをスタートさせます。

その後、ファジアーノ岡山・東京ヴェルディのトップコーチを経て2015年1月15日に日本サッカー協会のS級ライセンスを取得。同年の1月16日にJ3のブラウブリッツ秋田の監督に就任し、一通訳からついにプロリーグの監督へとなりました。

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熱いキャラクター、バク宙披露も

秋田でプロの監督として初のキャリアをスタートした間瀬監督。会見などで見られるそのキャラクターは飄々とした印象もあったオシム氏とは違い、言葉に熱い思いが感じられ、情熱的なキャラクターを持っています。

また、2016年秋田でのホーム最終戦にてファンの要望に応え、なんとバク宙を披露するという身体能力も素晴らしい間瀬監督。

2016年は秋田をクラブ初のリーグ戦4位という好成績を残した間瀬監督。
ステップアップとなるJ2のFC愛媛ではどんなサッカーを魅せてくれるのか、今からとても楽しみです!

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