Shooty

ヴィッセル神戸のエース番号「13」の歴史

扇ガ谷 道房

2015/08/10 08:00

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

NEWS

サッカーチームの歴史には、優勝経験だけでなく、独自の伝統があるものです。J1リーグのヴィッセル神戸には、背番号「13」にその伝統を見ることができます。

現代のサッカーチームでは、背番号「10」がエースナンバーと言われていて、主としてゲームメイクできる中心選手が付ける事の多い番号です。「9」と「11」は点取り屋のフォワードの選手が付ける事が多い背番号。

ヴィッセル神戸では他チームでは「9」か「10」を付けるべき選手が「13」を伝統的に付けているという特徴があります。どんな選手が付けていたのかご紹介してみます。

永島昭浩

ヴィッセル13_1
by フォト蔵

生年月日:1964年4月9日
出身地:兵庫県神戸市
身長:182cm
体重:77kg

1983年松下電器産業サッカー部(現在のガンバ大阪)に入団し、社会人としてのサッカー人生をスタート。1987年からFWとしてのポジションを獲得。

その後チームの中心的ストライカーとして活躍し、1991年に天皇杯優勝。1993年チームはガンバ大阪としてJリーグの開幕から参加。同年6月にはJリーグ初の日本人ハットトリックを決めています。

1994年から1995年は清水エスパルスに所属し、1996年から出身地のヴィッセル神戸に移籍。”ミスター神戸”として活躍。日本代表としても4試合に出場しています。2000年に現役を引退し、現在はテレビ等でスポーツキャスターとして活躍されています。

播戸竜二

ヴィッセル13_2
by kuwashisugi-soccerplayers
生年月日:1979年8月2日
出身地:兵庫県姫路市
身長:171cm
体重:67kg

1998年ガンバ大阪に練習生として入団。その後J2リーグのコンサドーレ札幌に期限付き移籍しJ1リーグ昇格、残留を果たす。

2002年ヴィッセル神戸に期限付き移籍し、2003年に完全移籍。しかし、2005年にチームがJ2リーグに降格し年棒の大幅ダウンによりヴィッセル神戸を退団。この事によりその後ヴィッセル神戸サポーターから大ブーイングを受ける事になります。

2006年古巣のガンバ大阪に復帰。その後セレッソ大阪、サガン鳥栖に移籍し、今年J2リーグの大宮アルディージャに完全移籍。筆者執筆時J2リーグで二位を大きく引き離して首位の大宮アルディージャのFWとして、J1昇格に向けて活躍されています。

日本代表として7試合に出場し2得点しています。

大久保嘉人

ヴィッセル13_3
by カルチョまとめブログ
生年月日:1982年6月9日
出身地:福岡県京都郡苅田町
身長:170cm
体重:73kg

国見高校時代の2000年に高校三冠を達成した所から華麗なるサッカー人生に脚光が集まりました。日本有数のスター選手と言えます。
2001年セレッソ大阪に入団。2004年U-23日本代表としてアテネオリンピックに出場し活躍した事により2005年にはリーガ・エスパニョーラのマジョルカに期限付き移籍。

2006年セレッソ大阪に復帰するもチームはJ2リーグに降格。2007年ヴィッセル神戸に移籍。2009年にはブンデスリーガのヴォルフスブルグに完全移籍し優勝を経験するも出番には余り恵まれず、この年再びヴィッセル神戸に移籍。

2013年に川崎フロンターレに移籍し2年連続の得点王に輝く。日本代表選手として60試合に出場し6得点をマーク。ワールドカップ南アフリカ大会、ブラジル大会の2大会連続出場もしていて、日本サッカー界に大きな足跡を残しています。

我那覇和樹

ヴィッセル13_4
by まとめアットウィキ
生年月日:1980年9月26日
出身地:沖縄県那覇市
身長:181cm
体重:76kg

1999年川崎フロンターレに入団し10年間主力選手として活躍。

2009年にヴィッセル神戸に移籍。2011年に地元のFC琉球に移籍。2014年からカマタマーレ讃岐に完全移籍。

日本代表として6試合に出場し3得点を挙げています。

小川慶治朗

ヴィッセル13_5
by 神戸最強サポーターへの道!!
生年月日:1992年7月14日
出身地:兵庫県三田市
身長:170cm
体重:65kg

2010年ヴィッセル神戸ユースチームから、チーム初の2種登録選手としてトップチームに登録されました。期待の若手として飛び級です。同年のマリノス戦でチーム最年少出場記録を樹立。

2012年にはクラブ最年少のハットトリックを達成しています。今後に期待度大の若手選手と言えます。

 

この様に、ヴィッセル神戸では、エースストライカーが背番号「13」を付けるという珍しい伝統があるのです。

SOURCE : Wikipedia

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう