オリンピックイヤーがやって来ました!
最終予選が目前に迫っているU-23日本代表。
その守護神としてこれまでの予選を戦ってきたのが櫛引政敏選手です。
by 河北新報
生年月日 1993年1月29日
身長/体重 186cm/82kg
所属 鹿島アントラーズ(期限付き移籍)
出身 青森県(青森山田中−青森山田高)
PK3本ストップ
櫛引選手は高校2年の時に高校サッカー選手権準決勝のPK戦を3本止めたことで話題になりました。
大会優秀選手に選ばれ、同学年である鹿島アントラーズの柴崎岳選手とともにチームを率いて準優勝しています。
高校3年時にも高校サッカー選手権へ出場し、大会優秀選手に選出されました。
by 静岡新聞
20歳でデビュー
早くから注目を集めていた櫛引選手は、高校3年の6月には来シーズンの清水入りが内定していました。
清水に入団した2011年と翌2012年は出場機会がありませんでしたが、2013年になるとGKの移籍が相次ぎ、チャンスが巡ってきます。
3月にヤマザキナビスコカップで公式戦デビューを果たし、5月25日のJ1第13節ベガルタ仙台戦でリーグ戦初出場。
その後も出場を重ね、このシーズンは20歳の若さでリーグ戦20試合に出場しました。
by 清水エスパルス遅報
若き守護神
背番号1を着けるようになった2014年、チームは思うように勝てず残留争いをします。
チームの失点数はリーグワースト2位タイでしたが、降格ラインの16位とは勝点差1の15位でJ1に残留しました。
この年のリーグ戦出場は29試合。
守護神と言われる立場での残留争いは、櫛引選手にとって貴重な経験でした。
2015年はJ1 1stステージに9試合、2ndステージに1試合の出場に留まり、シーズン終盤にはベンチを外れることも。
オリンピックを見据え、チームで出られない間はJ3のJ-22に参加して実戦経験を積んできました。
by JFA
J1通算59試合出場
ほとんどの若手GKがチームでの出場機会に恵まれないなか、櫛引選手のJ1通算59試合出場は大きな自信となっているでしょう。
2015年に頭角を現しポジションを争うと思われていた中村航輔選手が怪我で代表を離脱し、櫛引選手には正GKとしての期待が掛かります。
その経験を活かし、まずはオリンピック出場を勝ち取ってほしいです!