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大会も大詰め! 第94回全国高校サッカー選手権J内定選手をピックアップ

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2016/01/05 22:00

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NEWS

第94回全国高校サッカー選手権もベスト8が揃い、大会もクライマックスを迎えています。2020年東京五輪のU-23世代となる今大会の選手たちに注目度が高まっています。
そこでJリーグを内定している大会出場選手をピックアップしました。

高校サッカー1
by SOCCER KING

優勝候補の青森山田の技巧派10番

高校サッカー2
by 青森山田高校サッカー部

初優勝を狙う青森山田高校(青森県)には技巧派の司令塔で湘南ベルマーレに内定しているMF神谷優太がいます。高校2年生の途中に東京ヴェルディ1969ユースを辞め、青森山田高校へ転入したという一風変わった経歴を持つ選手。そもそも山形県出身で東京Vでサッカーがしたくて東京へ引っ越してきた行動力もなかなかです。転入してきた神谷選手が10番を背負えたのも、それだけ高いレベルの選手であったから。

そして青森山田の堅守を支えているのが189cmの長身センターバックのDF常田克人選手。U-18日本代表選手でもある常田選手はベガルタ仙台を内定しています。青森山田高校の悲願である初優勝は、この2選手を中心に達成されるのでしょうか。

サッカーの名門!青森山田からふたりのJ内定選手

大会を彩ったスター候補たち

高校サッカー3
by SANSPO.com

残念ながら大会を去っていった選手たちの中には今後の成長が楽しみな個性派な選手たちもいました。ジュビロ磐田への内定が決まっているFW小川航基選手(桐光学園高校/神奈川県)は監督とも平然と衝突するほどの我の強さ、そしてスケールの大きさを感じさせる逸材です。もう少し彼のプレーとゴールが観てみたかったところです。

初戦で前橋育英高校(群馬県)に敗れてしまった大津高校(熊本県)には2名のガンバ大阪内定者がいます。DF野田裕喜選手とFW一美和成選手です。野田選手は強化指定選手としてJ2のロアッソ熊本でJリーグ出場経験を持つ闘争心に溢れる屈強なU-18日本代表のDFで、一美選手は高校2年生時にDFからFWへ転身して成功した選手です。初戦で消えてしまったのが惜しい好選手たちでした。

人気が出るのは間違いなし!ジュビロ磐田内定桐光学園・小川航基を見逃すな!

体は華奢だが成長が楽しみな森島選手

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by ゲキサカ

高校1年生時から選手権に出場しているサンフレッチェ広島に内定している四日市中央工業高校(三重県)のMF森島司選手は線の細さがあるが、広い視野と長短のしなやかなパスでゲームを作る将来が楽しみな選手。高校1年生の時は小柄な選手で弱さを感じさせたが試合中では高い技術とスピード、ゲームを作る起点では目を見張るものがありました。どこまで体を大きくできるか。Jリーグで通用する選手へと成長できるか楽しみな選手です。

市立船橋高校(千葉県)のFW永藤歩選手(モンテディオ山形内定)、MF椎橋慧也選手(ベガルタ仙台内定)だけでなく、今大会には出場できなかった作陽高校(岡山県)で浦和レッズ内定のMF伊藤涼太郎選手と高校サッカー出身選手がJリーグで活躍するのを楽しみに今季のJリーグをチェックするのは、いかがでしょうか。

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