by 日本サンフレイナ~ニャ
この方はラーメン屋のご主人ではありません。J1のヴァンフォーレ甲府に所属する盛田剛平という選手で、38歳ながら2014年シーズンで一番成長したと評される程の、抜群の存在感を示すプレイヤーです!
そんな盛田選手の、サッカーとラーメン道のキャリアを見てみましょう。
苦境から見い出した可能性
大学ナンバーワンストライカーと言われていた盛田選手は、1999年に浦和レッズへと入団しました。大学での輝かしい実績と189cmという恵まれた体格から、2002年W杯のエース候補としても将来を嘱望されていました。しかし入団初年度には0得点に終わり、その後も結果を残すことが出来ず、チームを転々と渡り歩くことになります。
セカンドキャリアを見据えていた盛田選手はインターンシップ体験でラーメン屋に出向きます。無類のラーメン好きで店を持つという夢の為に、当時厨房にまで入っていった選手はいなかったという中で、盛田選手は厨房で調理を行いました。ラーメン師範への道のりのスタートです。
軌道に乗り始めた“本業”
一方で、サッカー選手としてのキャリアに好転の兆しが見え始めたのは、広島在籍時にDFに転身したことがきっかけでした。長身を活かした空中戦での強さを発揮し、出場機会が増え、プレーにも安定感が増し、2014年シーズンには手薄なチームの人員事情も重なり、本来のポジションであるFWとして定着するようになりました。キャリアハイとなる年間5得点を記録し、甲府のJ1残留に大きく貢献しています。
by ドメサカブログ
注目のセカンドキャリア
その年の11月22日の広島戦では、試合会場にてラーメン店「大黒家」とコラボレーションした自作のラーメンの販売も行いました。250食限定だったところを500食に変更したうえに、なんと午前中で完売に至ったほどの腕前を見せつけます。
現在では、鉄板焼きが最強だと豪語し、お好み焼き屋の出店を計画しているようです。いずれにしても、サッカー、ラーメン、鉄板焼きとそれぞれの道で自身の可能性を信じて追いかけ続ける盛田選手の今後には注目です!
by ドメサカブログ
プロフィール
盛田剛平
1976年7月13日
愛知県名古屋市出身
189cm 86kg
FW/DF
利き足:左
ヴァンフォーレ甲府所属