日本を代表する名サッカー選手であり、ファンの記憶に残る印象的な気持ちのこもったプレーで日本サッカーを盛り上げた『魂の漢』中山雅史氏。
2012年12月に当時所属をしていたコンサドーレ札幌の退団で第一線からは退いていましたが、2015年約2年半ぶりにサッカーの第一線に復帰するかもしれないのです。
by LAUGHY
大きなインパクトのあるニュースが
2015年9月初旬にサッカー界にとって大きなインパクトのあるニュースが流れました。
それは2012年の退団以後、サッカー解説者としてもメディアを中心に活躍をしていた中山雅史氏がJFL(日本フットボールリーグ)に所属するアスルクラロ沼津に練習参加、現役復帰を目指すというニュースでした。
以前Shootyで中山雅史氏について取り上げた記事はこちら!
「もはやタレント?ゴン中山の現役時代の経歴・すごすぎる記録たち」
アスルクラロ沼津ってどんなチーム?
中山氏が復帰の舞台として選んだアスルクラロ沼津はどんなチームなのでしょうか?
2015年時点でJFLに所属するアスルクラロ沼津は静岡県沼津市をホームとし、母体チームの発足は1977年と歴史のあるクラブです。
by asul claro
スピード出世を果たした勢いのあるチーム
日本アマチュアサッカーでは各都道府県リーグから地域リーグの1部と2部、そしてJFL。
さらにJFLを制した先にJリーグ加入というピラミッド構造があるのですが、アスルクラロ沼津は2012年に東海リーグ2部へ昇格後、2013年に東海リーグ1部昇格、2014年にJFL昇格と1年毎に昇格を果たしてきたとても勢いのあるチームです。
母体は総合スポーツクラブなのです
そんな勢いにのるアスルクラロ沼津の母体は地域に根ざした総合スポーツクラブなのです。
サッカー以外では新体操とテニスのスクールを開設しており、サッカースクールではU-12、U-15、さらにガールズとして女子サッカーチームもあります。
中山氏はなぜアスルクラロ沼津を選んだのか?
なぜ中山氏は復帰の舞台としてアスルクラロ沼津を選んだのでしょうか?
その理由にはアスルクラロ沼津の母体であるアスルクラロスポーツクラブの理事長を務める山本昌邦氏の存在が大きかったようです。
中山氏と山本氏は共にジュビロ磐田の前身であるヤマハ発動機出身。
また中山氏がジュビロ磐田に所属をしていた2004年には山本氏が監督として就任したことや、1998年から2002年8月までは山本氏は日本代表のコーチを務めていたことなどがあり、中山氏といわば師弟のような関係でもありました。
中山氏から現役復帰への熱い思いを前から聞いていた山本氏はその情熱と現役復帰を諦めず努力をしている中山氏の姿を見て、アスルクラロ沼津への練習参加をオファーしたようです。
by SOCCERKING
1度は離れた舞台へもう一度上がろうとする、中山氏の熱い気持ちには本当に尊敬ですね!
またその姿を見てサポートされる山本氏も素晴らしいです。
ぜひ現役復帰を果たして、新たな夢を見させていただきたいですね!