リオネル・メッシのボールタッチが、思わぬところで“被害者”を生み出しているという。英紙『Daily Star』が伝えている。
メッシとバルセロナは、14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝ではバイエルン・ミュンヘンに2-8という屈辱的な大敗を喫したが、それでも英国放送局の『BT Sport』では見せ場を作っていたという。
というのも同局は、2015年のバルセロナ対バイエルンの試合を振り返り、メッシが一瞬の切り返しでDFジェローム・ボアテングに尻もちをつかせてゴールを奪うシーンを流したのだ。このプレーについて、解説者として番組に出演した元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンドは“違法性”を主張した。
「あれは違法だ。許されるべきではない!」とファーディナンド。「あのシーンを見ると、自分がSNSの時代にプレーしていなかったことに感謝する。もしあれ(ボアテング)が自分だったら、インスタグラムやツイッターを削除しないといけないからね!」
メッシのボールタッチに戦々恐々とした解説者はファーディナンドだけではない。アメリカ放送局の『CBS Sports』では、スタジオ解説として出演した元マンチェスター・Cのマイカ・リチャーズが赤面する事態に陥ったという。
リチャーズは、共演したジェイミー・カラガーと一緒にメッシのドリブルの再現を試みたのだが、ドリブルする以前の問題だった。番組スタッフから投げられたボールを右足の甲に吸い付かせるようにトラップしようとするも大失敗。ボールはリチャーズの足の甲に当たると、転々とスタジオ内に転がったのだ。これにはカラガーも「このままじゃ番組を続けられそうにないよ!」と大爆笑した。
How's your touch @MicahRichards? 😂 pic.twitter.com/LhgGHXzj54
— Champions League on CBS Sports (@UCLonCBSSports) August 14, 2020
2-8の大敗を喫して2007-08シーズン以来となる無冠に終わったメッシとバルセロナだが、それでも“世界一の選手”は自分の知らない所で格の違いを見せつけていたようだ!?
Barcelona concede 4 goals in the first half of a UCL match for the first time.#UCL pic.twitter.com/la0yMRVNsO
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) August 14, 2020