準々決勝でアトレティコマドリードに勝利したライプツィヒのユリアン ナーゲルスマン監督(33歳21日)は、チャンピオンズリーグ史上最年少で準決勝に進出した監督となった。
ナーゲルスマン監督のライプツィヒは、ディエゴ シメオネ監督が率いるアトレティコマドリードに対してすべての面で上回っていた。
『ビルト』が、ナーゲルスマン監督がチームを勝利に導いた方程式を解説している。
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— BILD Sport (@BILD_Sport) August 14, 2020
戦術
ライプツィヒは何週間も前から、ボールを持っている時は3バック、ボールを持っていない時は4バックという、巧妙なシステムの切り替えをトレーニングしてきた。
この可変システムにおいて、決定的な役割を果たしたのがオーストリア代表のコンラット ライマーだ。
ライマーは攻撃時はウイングバックに、そしてアトレティコマドリードがボールを持った守備時には中盤センターのケヴィン カンプルの横に移動し、6番(守備的MF)の役割を果たした。
ナーゲルスマン監督は、「あれはほぼ完璧だった。選手たちは傑出した仕事をしてくれた。スペースがどこにあるのか、どのようにスペースを使うのかを明確に把握していた」と語っている。
さらに、チェルシーに移籍したティモ ヴェルナーの離脱後、ワントップをデンマーク代表ユスフ ユライ ポウルセンに切り替えたことも功を奏した。
ポウルセンは味方のために走り、2列目の3人の攻撃的MF(ダニ オルモ、ザービッツァ、エンクンク)のためのスペースを作った。
メンタル
『ビルト』の解説者であるボド イルクナー氏は、「ライプツィヒは自信に満ち溢れていた。そして、常にアトレティコにプレッシャーをかけていた」とコメント。
ポウルセンも、「チームの全員が、全身全霊で僕たちならできると確信していた。食事をしている時も、トレーニングをしている時も、余暇を過ごしている時も、僕たちは成功についてだけ話していた」と語っている。
ファウル覚悟
この試合におけるファウル数は21対12と、ライプツィヒが大きく上回った。
ライプツィヒは失点する前に、先にファウル覚悟でアトレティコマドリードの攻撃を止めていたのだ。
カンプルは、「僕たちは何が起こるかわかっていた。彼らはいつも文句を言っていたし、レフェリーのそばに立っていたね」とコメントしている。