Shooty

リーダー不足のチェルシー

KOFA

2020/07/19 12:45

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NEWS

チェルシーは今シーズン、ピッチ上でのリーダーシップを発揮できる選手が足りないことを指摘されたこともあったが、来シーズンはさらに事態が悪化する可能性がある。

チェルシーにはリーダーが3人しかおらず、今夏にはそのうち2人を失う可能性があるようだ。

今シーズンのチェルシーはフランク ランパード監督の下、何度も守備面で弱さを露呈してきた。

特にセンターバックのクオリティが疑問視されており、クラブのレジェンドであるジョン テリーのようなリーダーが必要だと指摘されている。

ランパード監督はこのことを認識しており、選手たちに積極的に声を出すように促している。

もちろん寡黙な選手もいるし、ピッチの外では好きなだけ静かにしていてもいいが、選手たちはピッチ上でこれを克服しなければならないとランパード監督は語っている。

『The Athletic』が報じたところによると、チェルシーにはピッチ上のリーダーが3人いるという。

キャプテンのセサル アスピリクエタは、キックオフ前にハイタッチをしたり、静かな言葉をかけたりして、チームメイトを励ましていた。

しかし、ジョン テリーのように、パフォーマンスの低いチームメイトを叱責するようなタイプではない。

副キャプテンのジョルジーニョは、守備陣にボールを展開する方向を指示したり、攻撃陣にプレスをかけるよう指示したりと、より目的意識を持ってリーダーシップを発揮していた。

だが、ジョルジーニョはコロナ危機による中断から再開後はわずか2試合にしか出場しておらず、この夏にはユヴェントスへの移籍が噂されている。

やや意外なことに見えるが、ピッチ上で最も声を張り上げていたチェルシーの選手は、一貫性のないシーズンを過ごして自信を失っている可能性があるGKのケパだった。

『The Athletic』によると、ケパは英語とスペイン語の両方で、相手のポジショニングや自分たちの守備陣形について、常に最終ラインの4人とコミュニケーションを取っていたという。

しかし、ケパは今夏チェルシーを去る可能性が示唆されており、アトレティコ・マドリードのヤン オブラクが後任候補として挙げられている。

もし、ケパとジョルジーニョの両方を失った場合、ランパード監督はピッチ上で自身の指示を実行するための適切な人材を見つけるという大きな仕事をしなければならない。

無観客試合においてはランパード監督の声は簡単に届いたが、ファンがスタジアムに戻ってきた時には選手たちが自発的に声を上げてくれることが必要になるだろう。

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