レアル・マドリードのジネディーヌ ジダン監督は、水曜日(24日)のマジョルカ戦で新たなフォーメーション4-2-3-1を使用した。
これによって4人のアタッカーの同時起用が可能となり、ベンゼマの後ろにアザール、ヴィニシウス ジュニオール、ベイルを配置。
出場停止のカゼミーロ不在をカバーするため、中盤にはモドリッチとフェデ バルベルデを並べている。
レアル・マドリード指揮官就任以降、ジダン監督が採用したシステムの数はこれで4つになった。
ジダン監督はここまで公式戦203試合で異なる179通りのスタメンを送り出しており、ローテーションへのこだわりは強い。
16/17シーズンを振り返ってみると、Aチームがチャンピオンズリーグを勝ち上がっている間、ラ・リーガではBチームのような11人がスモールクラブと対戦していた。
ただその結果、チャンピオンズリーグと国内リーグの二冠を達成することができたのだ。
今シーズンのジダン監督はいつもの4-3-3だけでなく、スペインスーパーカップで4-5-1を採用するなど、様々な戦術をミックスすることができることを示している。
ジダン監督のシステムは柔軟性に富んでおり、サプライズも絶えない。
今シーズンはGKアレオラやエデル ミリトン、ロドリゴ、ブラヒム ディアスなどもスタメン出場のチャンスを得ている。
残り7試合となった今シーズンのラ・リーガにおいて、ジダン監督がどれだけの仕掛けを残しているかは誰にも分からない。
#LaPortada 'Zidane amplía su libro de estilo' 🗞 pic.twitter.com/W5yM0W8Tgk
— MARCA (@marca) June 26, 2020