今冬ディナモザグレブから2000万ユーロでライプツィヒに加入したスペイン代表ダニ オルモ。
ここまでライプツィヒでは移籍金に見合う活躍がほとんどできていなかったが、13日に行われたブンデス第31節、アウェイゲームのホッフェンハイム戦ではドッペルパックを記録しチームの2-0の勝利に貢献した。
Doppelpack in Hoffenheim – Rangnick-System macht Olmo stark https://t.co/JK5C7ZHMJL #Sport #News
— BILD Sport (@BILD_Sport) June 14, 2020
『ビルト』は、「ユルゲン ナーゲルスマン監督が長い間忘れていた、“ラングニックシステム”がダニ オルモを強くした」と指摘している。
ナーゲルスマン監督はホッフェンハイム戦後、「今シーズン、我々は初めて中盤ダイヤモンドのシステムを使ってプレーした」とコメント。
中盤ダイヤモンドの4-4-2は、ラルフ ラングニック前監督が好んで使っていたシステムだった。
ここまで主に右ウイングで起用されていたダニ オルモだったが、ゴール前でのプレーはほとんど見られなかった。
だが、中盤ダイヤモンドのトップ下で起用されたホッフェンハイム戦では、78分に交代するまで常に相手にとって危険な存在となるなど、チームの攻撃を牽引する活躍を見せた。
ナーゲルスマン監督も、「ダニにとってはもちろん素晴らしいことだった。そして、彼は得点能力をしっかりと証明してくれたね」と活躍を喜んでいる。
ダニ オルモは先日、スペイン『アス』のインタビューで「ライプツィヒではもっと攻撃的なポジションでプレーすることを想像していた」と語っており、現状への不満を吐露していた。
これについてナーゲルスマン監督は、「ダニはすでに生意気さと謙虚さが非常にうまくミックスされている。彼は謙虚だが、必要な野心を持っている。(我々の)将来に向けて素晴らしい選手だよ」と語っている。