今冬ケルン下部組織からレヴァークーゼンに移籍したドイツU17代表フロリアン ヴィルツ(17歳)は、ブンデスリーガで大きな話題となった。
レヴァークーゼン加入当初は下部組織でプレーしていたヴィルツだが、コロナウイルスによって中断後の再開初戦の第26節ブレーメン戦ではスタメンに抜擢され、ブンデス史上3番目(17歳15日)の若さでブンデスデビューを果たした。
またヴィルツはブンデス第30節のバイエルン戦では17歳34日でブンデス史上最年少ゴールを記録した。
ケルンの副会長で財務の専門家でもあるエクハルト ザウレン氏は「フロリアン ヴィルツをレヴァークーゼンに流出してしまったことは、今シーズンで最大の損失だった」と話している。
移籍情報サイト『transfermarkt』によれば、今冬レヴァークーゼン移籍後の半年でブンデス7試合に出場したヴィルツには1000万ユーロの市場評価額がつけられているという。
現ケルンのキャプテンのヨナス ヘクター(680万ユーロ)とエースストライカーのアントニ モデスト(320万ユーロ)を合わせた金額と同じくらいの価値があるということになる。
なおレヴァークーゼンの“1億ユーロ男”ハヴェルツが17歳のころにつけられた市場評価額はわずか10万ユーロだったようだ。
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— BILD Köln (@BILD_Koeln) July 10, 2020