2019/20シーズンの打ち切りを決めたフランスでは、5日にLFP(フランス・プロリーグ機構)の理事会で、フランス国内のクラブ間に限って、6月8日から移籍市場をオープンさせる決断を下した。
次の総会では、FIFAの決定を参考にしつつ、現在開催中、あるいはこれから再開予定のリーグと議論をして、国外の移籍と移籍市場の終了時期について話し合いが行われる予定なっている。
Réuni ce 5 juin, le Conseil d’Administration de la @LFPfr a décidé d’ouvrir dès le lundi 8 juin 2020 la période des transferts entre clubs français.
Communiqué 📝➡️ https://t.co/zn6Mj7Eifw pic.twitter.com/MOi7cRx82T
— Ligue de Football Professionnel (@LFPfr) June 5, 2020
LFPはこの夏の移籍期間を2つに区切り、まずはフランス国内での移籍を成立させ、それから国外のクラブとの交渉をクラブが行えるようにすることを検討している。
フランスの複数のクラブは、決算を迎える6月30日までに移籍市場をオープンにして欲しいとLFPに要望を出していた。
フランスのエリートクラブの団体、『プルミエール リーグ』の会長を務めるベルナール カイアッゾ(サンテティエンヌの会長)は今回の決定について「移籍市場をオープンにすることで、各クラブが練習の再開に合わせてより効果的な方法で選手の移籍を行うことができるようになる。しかし、もちろん、他の4大リーグに対して、日程をずらすということをするつもりはない」とコメントしている。