ヘルタベルリンのヴラディミール ダリダはブンデス第29節、ホームで2-0で勝利したアウクスブルク戦で、詳細なデータを取り始めた2013/14季以降ではブンデス新記録となる14.34kmの走行距離を記録した。
昨季は負傷の影響でリーグ戦わずか10試合の出場に留まり、今季開幕前には放出要因として見られていたダリダだが、今ではヘルタにとって欠かせない存在となっている。
そして、『ビルト』の情報によれば、ヘルタは現在2021年までとなっているダリダとの契約を延長する方針で、すでに最初の交渉が行われているようだ。
ブルーノ ラッバディア監督も、「ダリダは我々にとって非常に重要な選手だ」と語っている。
Herthaner in der Form seines Lebens – Neuer Vertrag für Darida https://t.co/K8I7DCnMvz
— BILD Hertha BSC (@BILD_HerthaBSC) June 4, 2020
今季は好調を維持しているダリダだが、再開後はパフォーマンスをさらに上げている。
その理由は、中断期間中に就任したラッバディア新監督の存在が大きいようだ。
『ビルト』では好調の要因として3点を指摘。
①ラッバディア監督が求めるプレッシングスタイルで、さらに走るようになった。
②アウクスブルク戦のように、現在のダリダはゴールを決める存在としても輝いている。
③中盤の新たなポジション(トップ下)に配置されたことで、より効果的なプレーができるようになった。
ダリダ自身は「ラッバディア監督は、自分に期待していると言ってくれた。監督が何を望んでいるのか、何をしなければのか、誰もが理解している。他の監督はそうではなかった。ラッバディア監督はすべてを説明してくれるし、誰もが彼のところに(意見を求めに)来ることができる」とコメントし、チームの好調の要因が新指揮官にあることを明かしている。