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灼熱のリーグ戦再開!高橋諒の技ありゴールもドロー決着〜妥当な結果だった。〜<J1 第16節 湘南vs鳥栖>

勝村大輔

2018/07/19 12:11

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NEWS

J1 第16節 湘南ベルマーレ1-1サガン鳥栖(BMWスタジアム/9,229人)
48分 高橋 諒(湘南)
81分 オウンゴール(鳥栖)

灼熱のリーグ戦再開!高橋諒の技ありゴールもドロー決着〜妥当な結果だった。

©️Shooty

ロシアワールドカップ開催のためおよそ2ヶ月間を経て、明治安田生命J1リーグが再開した。コンディション調整が難しいのか、それとも後半戦からの巻き返しに新たな策を練っているのか、スタメンに名を連ねたメンバーに驚愕した。

GK秋元 陽太、3バックには真ん中にアンドレ・バイア、右に坂 圭祐、左に杉岡 大暉。これまでリーグ戦連続出場中の山根 視来がベンチ外となり、ボランチは秋野 央樹のパートナーにJ初スタメンの金子 大毅を起用。両サイドは右に岡本 拓也、左に高橋 諒、ワントップに菊地 俊介が入り、2シャドーにはキャプテンマークを巻いた梅崎 司と齊藤 未月が一つ前のポジションでプレーすることとなった。

試合は序盤から中盤の激しいせめぎ合いの中、こう着状態がつづく。思うような形に持っていけない湘南は、後半開始から金子に代え大野 和成が交代出場、3バック左に入り杉岡が一つ前に、高橋が押し上げられるように2シャドーの一角を担う。

この高橋が先制ゴールを挙げる。後半開始から3分、右サイドから坂がアーリークロスを放り込むと、高橋が体勢を崩しながらヒールで流し込む。技ありゴールにスタンドがどよめいた。

試合はその後、再びこう着状態に陥り、今度はワントップに入っていた菊地に代わり本職の鈴木 国友を投入。流れを変えたい湘南だったが、足元でボールを受けようとする鈴木は、ある意味アクセントとはなるものの、湘南持ち前のスピーディーな攻撃にはつながらない。

一方の鳥栖は、64分に交代出場した田川 亮介が攻撃を活性化させた。鳥栖の好機に粘り強く対応していた湘南ディフェンス陣だが、81分、左サイドから吉田 豊が切り込みゴール前に鋭いクロスを放つ。逆向きの対応を余儀なくされた湘南がオウンゴールを献上してしまう。

その後、湘南はすぐさま高橋に代えて高山 薫を投入、勝点3を狙いに攻勢に打って出るも万事休す。高温多湿の中おこなわれた消耗戦はドロー決着となった。この試合を終えて湘南 曺 貴裁監督は「妥当な引き分けだった。」締めくくった。

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