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クロップは間違っていた? リヴァプールとチェルシーのスタメンを比較すると・・・

Footmedia

2020/09/18 08:50

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NEWS

チェルシーの大型補強に対し、皮肉を言っていたリヴァプールのユルゲン・クロップ監督だが、開幕節の両チームのスタメンを比較すると、実はリヴァプールの方が高額を費やしていたようだ。英紙『The Sun』が報じている。

チェルシーは今夏の移籍市場で2億3000万ポンド(約312億円)もの大金を費やし、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーや、同国代表MFカイ・ハーヴェルツ、イングランド代表DFベン・チルウェルらを獲得した。

一方、リヴァプールはオリンピアコスからギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスを1175万ポンド(約16億円)で獲得したのみに留まっている。

こうした現状に対してクロップ監督は先日、「一晩で方針を変えて『これからはチェルシーのように振る舞う』なんて宣言はできない。最近、彼らは多くの選手を獲得している。いくつかのクラブは国や大富豪が所有しており、将来がどれほど不確実であるかはそれほど重要ではないようだ」と皮肉めいた発言をしていた。

それに対しチェルシーのフランク・ランパード監督は「リヴァプールの選手たちも見てみよう。(フィルジル)ファン・ダイク、アリソン、ファビーニョ、(ナビ)ケイタ、(サディオ)マネ、(モハメド)サラーら、信じられない選手たちをかなりの高額で獲得している」と反論した。

今週末の対戦を前に、早くも火花を散らす両指揮官。そこで『The Sun』は、プレミアリーグ開幕節の両チームのスタメンを比較。するとリヴァプールのスタメンの移籍金総額は3億5300万ポンド(約480億円)で、チェルシーの3億700万ポンド(約417億円)を上回っていたという。

ただし、チェルシーでは大金で獲得したハキム・ツィエクとベン・チルウェルがいずれも怪我のためメンバー外。両選手がスタメンに入っていれば、リヴァプールの総額を超していたことになる。今週末はどのようなスタメンが組まれるのか。日曜日の大一番に注目だ。

両チームの開幕節のスタメンと移籍金は以下の通り(レートは現在):

【リヴァプール】リーズ戦のスタメン=計3億5300万ポンド(約480億円)
GK
アリソン(6700万ポンド:約91億円)

DF
トレント・アレクサンダー=アーノルド(なし、アカデミー)
フィルジル・ファンダイク(7500万ポンド:102億円)
ジョー・ゴメス(600万ポンド:約8億円)

MF
ナビ・ケイタ(5400万ポンド:約73億円)
ジョーダン・ヘンダーソン(2000万ポンド:約27億円)
ジョルジニオ・ワイナルドゥム(2500万ポンド:34億円)

FW
モハメド・サラー(3900万ポンド:約53億円)
ロベルト・フィルミーノ(2900万ポンド:約39億円)
サディオ・マネ(3000万ポンド:約41億円)

【チェルシー】ブライトン戦のスタメン=計3億700万ポンド(約417億円)
GK
ケパ・アリサバラガ(7000万ポンド:約95億円)

DF
リース・ジェイムズ(なし、アカデミー)
クル・ズマ(1200万ポンド:約16億円)
アンドレアス・クリステンセン(フリー)
マルコス・アロンソ(2300万ポンド:約31億円)

MF
エンゴロ・カンテ(3200万ポンド:約43億円)
ジョルジーニョ(5000万ポンド:約68億円)
カイ・ハーヴェルツ(7500万ポンド:約102億円)
ルーベン・ロフタス=チーク(なし、アカデミー)
メイソン・マウント(なし、アカデミー)

FW
ティモ・ヴェルナー(4800万ポンド:約65億円)

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