アーセナルには「小さな唐辛子」と呼ばれる選手がいるそうだ。英紙『Daily Star』が伝えている。
LAギャラクシーに所属するメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスは「Chicharito(小さなエンドウ豆)」というニックネームで有名だが、アーセナルには「Little Chilli(小さな唐辛子)」がいるという。
Bukayo Saka's Arsenal nickname explained by Pierre-Emerick Aubameyang | #AFChttps://t.co/DfBZzflaMb
— Daily Star Sport (@DailyStar_Sport) July 11, 2020
そう呼ばれているのは、先日アーセナルと長期契約を結び直した生え抜きの有望株、ブカヨ・サカ(18歳)である。サカは2018年11月に17歳でデビューを果たすと、今季はレギュラーに定着する勢いで活躍している。そして今月1日に契約を更新した。
クラブは契約更新を発表する際に「Little Chilli(小さな唐辛子)」という彼のニックネームを記しており、その変わった愛称が話題になっていた。すると先日、愛称をつけた張本人だという主将ピエール=エメリク・オーバメヤンが由来について英国放送局『Sky Sports』のインタビューで説明した。
「僕は彼を小さな唐辛子と呼んでいるんだ。でもフランス語なので“Petit Piment”と呼んでいるんだ。彼は小さな唐辛子のようだからね。凄いエネルギーがあるし、パワフルなんだけど、かなり小さいからね。面白いでしょ。」
日本風に説明するのなら「山椒は小粒でもぴりりと辛い」ということだろう。さらにオーバメヤンは、若きサカへの期待も口にした。「彼は素晴らしい選手さ。何が良いかって、ベテラン選手のアドバイスに必ず耳を傾けるところさ。」
「とても謙虚で、成長しようという意思を感じる。18歳なのでまだまだ成長するだろう。大事なのは楽しむことだね。彼の年齢でアーセナルのようなクラブでプレーできているのは特別なことなのさ。だから、このまま努力を続ければ必ず最高峰まで到達するだろうね。」
しかし、今年2月にサカ本人はクラブHPのインタビューにて、“股抜き”を「Little Chilli(小さな唐辛子)」と呼ぶと話していた。というわけで「小さな唐辛子」には様々な使い方があるようだ。
いずれにせよ“小さな唐辛子”は必ず世界的な選手になり、イングランド代表でも活躍するようになるだろう。その時は“山椒”より、いや“サンチョ”よりぴりりと辛い選手になっているはずだ!
😄 A week in the life of Bukayo Saka…
🗓 Wednesday: Signs da ting
🗓 Saturday: Scores da ting🔥🔥🔥#WOLARS pic.twitter.com/yNwcROAsVF
— Arsenal (@Arsenal) July 4, 2020