ヘルタベルリンとの契約が今季限りで満了を迎え、去就が注目されていた元ボスニアヘルツェゴビナ代表FWヴェダド イビシェヴィッチ(35歳)はこのまま退団となることが確実となった。
ヘルタベルリンのミヒャエル プレーツSDは、「今の段階では、イビシェヴィッチに契約延長のオファーをする予定はない」と明言。
しかしまだ残留の道も残されているようで、それは今夏の移籍市場でヘルタがストライカーを獲得できるかどうかにかかっているようだ。
今年4月にヘルタベルリンに就任したブルーノ ラッバディア監督は「イビシェヴィッチこそ我々が必要としているリーダーだ」と話しており、絶大な信頼を寄せるコメントを残していた。
今季は出場機会が激減していたイビシェヴィッチだが、コロナウィルスの影響による中断期間中にヘルタの監督に就任したラッバディアの下では、キャプテンとしてチームを牽引し、リーグ再開後の全9試合に出場し、4ゴールを記録していた。
イビシェヴィッチは2015年シュトゥットガルトからヘルタに加入。
クラブには5年間在籍し、公式戦通算159試合に出場、56ゴールを記録した。
そのうち今季のブンデスリーガでは25試合に出場、7ゴールを記録。
現段階で無所属となっているイビシェヴィッチにはトルコ方面からの関心が報じられるなど、その去就には注目が集まっている。
In Herthas Stürmerpuzzle ist wohl kein Platz für Ibisevic #BSC #hahohe #HerthaBSC https://t.co/slcOrZhAVW
— kicker | Hertha BSC (@kicker_BSC) July 9, 2020