Shooty

あれがバカ売れ! 再開したプレミアリーグの経済効果

Footmedia

2020/06/22 08:50

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

NEWS

6月17日に再開したプレミアリーグが、経済に好影響をもたらしているようだ。英紙『The Sun』によると、自宅でサッカー観戦するファンのおかげで、出前とテイクアウトの注文が激増しているという。

コロナ禍によるロックダウンが緩和されたイギリスだが、プロスポーツは漏れなく無観客開催。プレミアリーグも例外ではなく、ファンはスタジアムではなくTVなどで観戦を強いられている。そのため、再開初日のマンチェスターC対アーセナルは過去3年間で最多の視聴者数(260万人)を記録したという。

さらに、ある産業にも好影響をもたらしているそうだ。それが食事の出前とテイクアウトのサービスだ。英国最大の出前サービス『Just Eat』のアプリによると、1分間に最大で1300件もの注文があったという。

そのピークが訪れたのは、同日に開催されたアストンヴィラ対シェフィールド・ユナイテッドのキックオフ直後の午後6時15分頃。毎分1300件のオーダーを記録した。さらに、同試合がハーフタイムを迎えると、ヴィラの本拠地があるバーミンガム地方で33%も注文が増えたという!

同じように、午後8時15分キックオフのシティ対アーセナルがハーフタイムを迎えた午後9時頃にも注文が15%増。毎時の注文数のピークは午後6~7時の時間帯で、7万6000件のオーダーがあったそうだ。その日の一番人気は、やはりピザ。次いで中華料理、そしてインド料理だったという。

『Just Eat』の経営責任者は「利用者がプレミアリーグの再開を祝うことは分かっていた。安全な自宅からサッカーを楽しむファンをサポートできて光栄だ」と“プレミア・バブル”を喜んだとか。

ちなみに、クラブ側も試合観戦用のデリバリーを開始している。例えばブライトンは、20日のアーセナル戦に向けて「5リットルのビール樽」「ミートパイ」「マッチデープログラム」などのお食事セットをデリバリー販売。発売から24時間も経たないうちに売り切れたという。

その効果もあったのか、ブライトンは格上アーセナルを相手に95分の劇的な決勝弾で、きっちりと勝ち点3を“デリバリー”した!

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう