今季世代交代が進み若手中心のチーム構成ながらここまで爆発的な攻撃力を見せ快進撃を続けるドルトムント。前節日本人ダービーでも話題となったヘルタBSC戦では先発メンバーの平均年齢が22.9歳と今季リーグ最年少を記録。そしてその中でも一際目を引いた4人の10代プレーヤーたち。今季大きなインパクトを残し続ける彼らの魅力に迫ります。
基本情報とプレースタイル
クリスティアン・プリシッチ(1998年9月18日,アメリカ)
今季は主に中盤右サイドでのプレー。スピードあふれる縦へのドリブルでハーフラインからの長い距離のドリブルからでもチャンスメイクできるウインガー。積極的なプレースタイルでシュールレやロイスといった怪我の多いドイツ代表らの存在を忘れさせるほどの活躍で、アメリカ代表にも名を連ねる18歳です!
エムレ・モル(1997年7月24日,トルコ)
ヘルタ戦では先発出場を果たし、プリシッチと反対の左サイドハーフとしてプレー。高いテクニックを武器に強引にシュートまで持ち込む姿勢や、この試合でも終了間際に激しいマークをみせる相手を押し倒して退場するなどどこか若き日のCロナウドを彷彿とさせます。ドリブルにパスにシュートとオフェンス全般の能力が高く、先日のEURO2016でもトルコ代表としてプレーした逸材です。
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