フェリックス・パスラック(1998年5月29日,ドイツ)
クロップ監督時代から不動の右サイドバックとして長くポジションを守ってきたピシュチェクに変わる若手として出場機会を増やす自国ドイツ産のサイドバック。ヘルタ戦ではプリシッチと共に3バックの右サイドで先発し原口選手とマッチアップしました。原口選手にボールを運ばれファールで止めてしまうシーンもありましたが、全体的には情熱あふれるプレーで好印象でした。今後のさらなる活躍に期待大です。
ウスマヌ・デンベレ(1997年5月15日,フランス)
4人の中でも一際世界中から注目を浴びる快速ドリブラー。今夏世界的なビッククラブたちからのオファーを断りドルトムントに加入。主に左サイドでプレーし、スピードあふれる突破からのチャンスメイクで今やエースのオーバメヤンらと並びチームの中心と言えるでしょう。この試合でも香川選手と同時に途中出場し、圧倒的な存在感でチームの流れをガラッと変えていました。試合後に原口選手も賞賛していたドリブルはすでにワールドクラスかもしれません。
チームの未来
現在彼らが活躍するドルトムントは若手中心ながらも古くからチームをよく知る香川やゲッツェ、シュメルツァーなどの中堅や、ロイスやシュールレといったワールドクラスのタレントが揃っており、若手選手の成長にとってこの上ない環境と言えるでしょう。今回取り上げたスター候補のティーンエイジャーたちにはぜひともチームの未来としてドルトムントに数多くのタイトルをもたらして欲しいですね!
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