伊野波雅彦選手がヴィッセル神戸へ4年ぶりに復帰します。
加入決定前は引退も考えたという伊野波選手のこれまでをまとめました。
CB、SB、ボランチでプレー
いのは まさひこ
生年月日 1985年8月28日
身長/体重 179cm/75kg
出身地 宮崎県
背番号 39
センターバック、サイドバック、ボランチと守備的なポジションならどこでもプレーできるユーティリティ性と、身体能力の高さが持ち味です。
J1リーグ191試合に出場し4得点、J2では57試合出場2得点を記録しています。
日本代表として国際Aマッチ21試合出場1得点。試合出場はありませんでしたが2014年ブラジルW杯のメンバーでした。
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休学しプロへ
鹿児島実業高校出身の伊野波選手は、高校卒業時にJリーグ入りを目指していましたが契約には至らず、阪南大学へ進学しました。
大学在学中にU-20日本代表に選ばれて注目を集め、休学しプロ入りすることを決断します。
複数のクラブからオファーがあった中で、2006年にFC東京へ入団しました。
FC東京ではルーキーながら開幕戦でボランチとしてスタメン起用され、その後も複数のポジションで出場しました。
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多数のチームでプレー
2008年には少年時代から憧れていた鹿島アントラーズへ移籍します。
厳しいポジション争いもあり、より活躍できる場を求めて、2011年7月にクロアチアの強豪ハイデュク・スプリトに入団しました。
クロアチアリーグでは15試合に出場しましたが、給料未払いなどの理由で翌年1月には退団しています。
日本での復帰先は神戸でした。ボランチやセンターバックとして29試合に出場しましたが、チームはJ2へ降格し、伊野波選手は1シーズンで退団しました。
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翌2013年に加入したジュビロ磐田でも、神戸に続いてJ2降格を経験しました。
2015年には磐田のJ1復帰を決める試合となった最終節で先制点を挙げるなど、32試合に出場する活躍でした。
しかし契約満了に伴い退団が決定。伊野波選手は戦力外通告を受けたと語っています。
神戸のために
伊野波選手は2012年在籍時の神戸では何も成し遂げていなかったと考え、今回の移籍を「やり残してきた思いを成し遂げるチャンス」と捉えています。
「2016シーズン、全身全霊でチームのため、神戸のために、全てをかけてプレーしたいと思います。どうか見ていてください。」とコメントしている伊野波選手に期待が高まります!