「心の中のリトル・ホンダに聞きました。そうしたら『ミランでプレーしたい』と答えた。これが決断した理由です。」
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これは本田圭佑選手がACミランの入団会見時に言った言葉です。この発言は日本でも大きな注目を集めましたよね。イタリアの名門・ACミランに移籍した本田選手は2月14日現在でリーグ戦9試合連続出場中と、そのポジションをガッチリと掴んでいます。しかし特に今シーズン、彼は多くのプレッシャーを背負って戦っています。ミランのエースナンバーを背負い、奮闘する本田選手のすごさをまとめてみました!
得点から見放された日々
4−4−2のフォーメーションを敷くミランでは、本田選手は右サイドハーフとして出場しています。昨シーズンは開幕当初から絶好調で7試合で6得点の大活躍。現地メディアにも大絶賛されていました。しかしそれからゴールはピタリと止まり、なんと1年4か月もの間、リーグ戦では得点を奪えていませんでした。
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そんな中でも昨季は29試合に出場、今季もここまで24試合中20試合に出場している本田選手。彼が評価を高めた理由の1つは「献身性」でした。攻撃的な選手が揃うミランの選手の中で、本田選手はだれよりも走り、体を張ってチームに貢献。
そして、待望の今季初ゴール。それはスーパーゴールでした。
ここ最近の活躍まで本田選手は現地メディアから多くの批判に晒されていました。
しかし、批判の中でも本田選手が活躍できているのには理由があると思います。それは、やはり「芯の強さ」ではないでしょうか。彼が試合後、スタメン落ちをしたとき、敗戦後などにネガティブな発言をしているのを私は見たことがありません。世界一厳しいと言われるイタリアのメディアの批判にも全く屈さない、本田選手を支えている哲学とはどんなものなのでしょうか。
ついに飛び出した怒り
今季序盤から中盤にかけて、本田選手はスタメン出場が完全に途絶えてしまっていました。チームの調子もいま一つで迎えた第7節のナポリ戦。試合は0−4でミランの敗戦でした。そしてその試合後のミックスゾーンで、彼の口からクラブ批判ともとれるこんな発言が飛び出したのです。
この敗戦から何かを学ばないと、いつまでたっても(チーム)再建というのはほど遠い。
選手が気づいてもこのチームは変わらない。やはりトップの人間、経営陣が気づく、そして監督が気づく、選手たちが気づく。と同時にファンたちも気づいていかないと。
イタリアのメディアに伝えておいてください、僕の話したことを。またさんざんっぱら僕のこと叩くんでしょうけど。
by サッカーアンテナ
この発言は非常に物議を醸しました。本田選手はビッグマウスでは有名でしたが、今までここまであからさまなクラブ批判なんて行ってこなかったからです。実際、その後もチャンスは増えず、17節のフロジノーネ戦までスタメンの機会は巡ってきませんでした。
明らかに変わったプレースタイル ミランも好調をキープ
その試合でアシストを記録した本田選手は一気にミランの右サイドの座を掴みました。以前よりも我を捨て、チームの為にプレーすることで、監督の信頼を勝ち取ったのです。3−0の快勝で飾ったミラノダービー後には
勝った時には『ホンダが機能させた』と書いてくれればいい。
今日もし引退が許されるなら、ファンは僕への印象変わるんじゃないですか。一喜一憂するから。
と”本田節”が炸裂しており、プレー自体の好調さがうかがえますよね。チームも本田選手がスタメン復帰してから好調で、CLが狙える位置につけています。
他にもたくさん!? 本田名言集
本田選手はこれまでたくさんの名言を残してきました。
日本人初とか興味がない。僕が目指しているところは遥か上なんで
挫折は過程、最後に成功すれば、挫折は過程に変わる。だから成功するまで諦めないだけ
大きいこと吐いたら最初、笑われるでしょう?それで見返した時の周りの対応が好きなんですよ
これ以外にもまだまだあるのでぜひ調べてみてください!
ある意味、日本人離れしている本田選手。彼のこれからの活躍に期待しています!