日本でいちばんJリーグのクラブが多い街がどこか知っていますか?
その答えは神奈川の横浜市です!
J1の名門、横浜Fマリノスに三浦知良選手も所属するJ2の横浜FC。そして2014年にスタートしたJ3リーグに横浜第3のチームであるY.S.C.C(YS横浜)があります。
Y.S.C.Cとはどんなクラブなのでしょう?
Y.S.C.Cはチームの愛称であり、正式名称は「横浜スポーツ&カルチャークラブ」です。
横浜市をホームタウンとして2014年のJ3リーグスタートからJリーグへと参戦を果たしました。
by Y.S.C.C.
完全なプロチームではないの?!
プロリーグであるJ3へと参戦をしているY.S.C.Cですが、実はトップチーム登録されている選手の内、プロ契約を結んでいるのは10人にも満たないのです。
これはJ3リーグに参入しているほかのチームでも起こっていることではありますが、チームに所属している選手全員がプロ契約をしていないという点では完全なプロチームとしてはまだまだクリアしなければならないことが多いのでしょう。
by 蹴球日々
『地域に根ざしたクラブ』を目指す
そんなY.S.C.Cですが運営団体がNPO法人であり、その活動理念に『地域に根ざしたクラブ』を掲げて1986年に創立されました。
創立から20年後の2006年に『総合型スポーツクラブ』を目指すため、サッカーではトップチーム以外にセカンドチームやフットサル、ユース以外に女子サッカーチームの「コスモス」や「ミドル」として30歳以上で構成されるチームや40歳以上でシニヤリーグに参戦をしている「シニヤ」など老若男女をカバーしています。
by Y.S.C.C.
さらに登録料と活動費を払うことで誰でも参加ができる「ほほえみ教室」という活動の運営も行っているのです!
この教室ではフットサルにテニス、バドミントン、バスケットにヨガなどがあり、サッカーだけではないまさに総合型のスポーツクラブですね。
2014年はJ3最下位ながら・・・
2014年は残念ながら12位と最下位であり、2015年も9月時点で13位と最下位となってしまっているY.S.C.C。
それでもより地域に根ざした活動を行い、身近な存在であった選手達がプロの舞台で走る姿はサポーターにはもちろん、これからのJリーグ参入を目指す各地域のスポーツクラブにとってもとっても励みになる存在となるでしょう。
by YSCCスタッフブログ
時間がかかってもいつかJ1の舞台で活躍するY.S.C.Cの姿が見てみたいです!